紅花のクラフトビール
2025-07-03 14:02:57

山形の新名産、紅花を用いたクラフトビール「BENIBANA ALE」と「BENIBANA LAGAR」を楽しむ

山形県の新たなクラフトビール体験



2025年6月6日、山形県山形市にある霞城セントラルで、山形の伝統的な染料・紅花を使用した新たなクラフトビール「BENIBANA ALE」と「BENIBANA LAGAR」の発表会が行われました。本イベントには多くの来場者が集まり、県産紅花から生まれた二つのビールを試飲し、その魅力を体験しました。

発表会の詳細


発表会は午後4時から開始され、参加者は紅花推進協議会が進めている紅花プロジェクトの紹介を受けました。参加者には、紅花推進協議会のメンバーや山形の観光促進に携わる多くの関係者が名を連ね、実際にビールを楽しみながらプロジェクトの意義について語り合う場となりました。発表会は大成功を収め、50名以上の方々が参加しました。

「BENIBANA ALE」と「BENIBANA LAGAR」の魅力


この度発表された二つのクラフトビールは、紅花の新しい使い方として注目を集めています。「BENIBANA ALE」は和食や魚料理と相性の良い軽やかな風味が特徴で、2024年に宮城県の醸造所によって開発され、人気が高まりました。一方、「BENIBANA LAGAR」はお肉料理にぴったりなキレのある味わいで、蔵王ブルワリーにて開発が進められています。

紅花文化の再評価


紅花は、かつて日本で最も価値のある染料とされており、歴史的にも貴族や僧侶によって使用されてきました。しかし、時代の変遷とともに需要が減り、生産量も低下しています。このプロジェクトは、その価値を再評価し、紅花をより身近な存在として楽しんでもらうことを目的としています。紅花の黄色い色素は、クラフトビールだけでなく、フードメニューやハーブティーにも活用され、多くの人々に受け入れられています。

地域の力を結集したプロジェクト


プロジェクトの進行には、多様な才能が集まっています。イタリアンシェフやアメリカ人醸造家、フランス人映像監督が参加し、地元の魅力を引き出しています。これにより、紅花から生まれたクラフトビールが県外での展開も期待されており、飲食店や小売店でも販売される予定です。山形の土地を感じるビールとして、多くの人々に愛されることでしょう。

試飲会の反応


発表会の最後には試飲の時間が設けられ、参加者は実際にビールを楽しむことができました。来場者からは「想像以上のおいしさ!」という声が上がり、山形の魅力を再発見する素晴らしい機会となりました。製品の泡もほんのり黄色く、見た目にも楽しめる一品です。これからの展開に期待が高まります。

今後の展望


紅花推進協議会は、今後も積極的にクラフトビールの販路拡大を図ります。興味を持たれた方は、事務局へお問い合わせください。紅花の魅力を広める活動は続いていきます。山形の新たな名産品として、クラフトビールの成長を一緒に見守りましょう。


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