ルワンダの女性たちが手がけた特別なコーヒーが登場
オールプレス・エスプレッソ・ジャパン株式会社が、2025年3月7日から新たにリリースするシングルオリジンコーヒー「Rwanda Women’s Coffee TUK」。このコーヒーは、ルワンダ東部に位置する生産者グループ「Koperative Twongere Umusaruro(通称TUK)」によって生産されたもので、その名には「たくさん収穫できますように」という思いが込められています。さらに、すべての生産者の163名のうち157名が女性であることが、このプロダクトの特別さを一層際立たせています。
国際女性デーの思いを込めて
今回のリリースは、国際女性デーを祝うための特別なプロジェクトとして始まりました。オールプレスは、ルワンダの女性生産者が生み出すコーヒーシリーズを展開することで、彼女たちの功績を称賛し、同時に地域コミュニティの支援を行うことを目的にしています。コーヒーの生産はもちろん、村のインフラにも投資を行い、持続可能な地域の発展に寄与する彼女たちの姿勢には、とても感銘を受けます。
売上の一部が寄付される取り組み
Rwanda Women’s Coffee TUKは、100gが2,000円、200gが3,500円(税込)で販売され、一部の売上はTUK農協に寄付されます。これにより、ルワンダの女性たちの生活を向上させるための支援が行われることになります。
過去の苦難を越えてきた女性たち
ルワンダでは、1994年に発生したジェノサイドにより多くの命が失われ、多くの女性たちが夫や家族を失う厳しい現実がありました。その後、彼女たちは新たな生活を築くために、友人や仲間と共に協同組合を設立し、厳しい環境の中で少しずつ生活を立て直してきました。今では、その努力が実を結び、世界的に評価されるコーヒーを生産しています。
アートワークに込められた想い
今回のプロジェクトに使用されているアートワークは、ルワンダの伝統的なアート「Imigongo」にインスパイアされており、キガリを拠点とするクリエイターのDenyse Uweraが手がけました。このアートは、コーヒーの生産地域の美しい自然や文化を象徴しており、その深い歴史へのオマージュがあります。
リリースイベントも予定
国際女性デーの3月8日には、特別なリリースイベント「Shining a Light on Women in Coffee」がオールプレス・エスプレッソ東京ロースタリーにて開催されます。このイベントでは、ルワンダのコーヒー生産の歴史や文化を学び、コーヒーのテイスティングも楽しめる貴重な機会となっています。さらに、生豆を提供する「海ノ向こうコーヒー」の代表者によるプレゼンテーションも行われ、ルワンダの女性たちの活動についてより詳しく知ることができます。
まとめ
オールプレスによるRwanda Women’s Coffee TUKは、ただのコーヒーではありません。それは、ルワンダの女性たちの強い意志と、未来への希望が詰まった一杯です。彼女たちの物語を感じながら、この特別なコーヒーを楽しむことで、あなたも新たな価値を見出せるでしょう。