グラナ・パダーノPDOがもたらすヨーロッパの幸せと豊かな食文化

最近、東京で開催された発表会では、グラナ・パダーノチーズの魅力を伝える新しいプロモーション『Happiness from Europe - ヨーロッパから届く幸せ』が発表されました。これは、欧州連合(EU)の協力のもと実施され、日本市場をターゲットにした3年間の大規模キャンペーンです。イベントはフェアモント東京で行われ、各界の専門家やメディア、フードインフルエンサーが集まり、グラナ・パダーノPDOの特別な味わいと文化的背景を体験しました。

このプロモーションの公式パートナーとして、チーズ愛に満ちた三人の専門家が選ばれました。その中には、日本が誇るチーズのプロ、優子さん、西口大輔シェフ、イタリア料理研究家のフランチェスコさんが名を連ねています。彼らは、それぞれの専門分野を通じてグラナ・パダーノの魅力を日本の食卓に広めるキーパーソンとなる予定です。

トークセッションの見どころ

イベントでは、フードコミュニケーターの佐野嘉彦氏がモデレーターを務め、専門家たちによるトークセッションが行われました。ここでは、グラナ・パダーノとの出会いやその価値を体験したエピソードが語られ、このチーズがどのように彼らの料理にインスピレーションを与えているかが明らかになりました。

特に、熟成期間による風味や食感の変化についての説明が注目されました。グラナ・パダーノは9か月から最大24ヶ月以上熟成され、これにより多様な味わいや食感を楽しむことができます。料理のプロたちは、熟成度ごとのペアリングの可能性や創造的な楽しみ方を提案し、グラナ・パダーノの多彩な利用法が紹介されていきました。

料理で感じるグラナ・パダーノの魅力

続いて行われたレセプションでは、さまざまな熟成度のグラナ・パダーノを使用したチーズプレートや、特別にアレンジされた料理が振舞われ、参加者たちはその美味しさを堪能しました。伝統的なレシピから現代的なアプローチでの使用法まで、そのチーズのポテンシャルを改めて実感する機会となりました。

グラナ・パダーノPDOとは？

2000年以上にわたる歴史を持つグラナ・パダーノPDOは、イタリア北部のポー渓谷で生まれたチーズです。牛の生乳を使用し、最低9か月間熟成されており、特に「リゼルヴァ」は24か月以上の熟成を施します。EUの原産地呼称保護（PDO）に基づく品質基準が厳しく審査されており、生乳由来の栄養素も豊富です。そのため、日常の食事にも特別なシーンにも相応しいチーズとなっています。

このキャンペーンを通じて、グラナ・パダーノの情報や食べ方を知り、より多くの方々にその幸せを届けたいと考えています。是非、この機会に新たな食文化としてのグラナ・パダーノをお楽しみください。

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