懐かしのレシピ!
2025-07-20 10:26:17

思い出の味で高齢者の心を癒す『ハルと思い出めぐりごはん』新刊登場

懐かしいごはんで心をつなぐ『ハルと思い出めぐりごはん』



2025年7月20日、株式会社メディカル・ケア・サービスから、電子連載版コミックエッセイ『ハルと思い出めぐりごはん高齢者と食べるしあわせレシピ』の第7巻が配信される。シリーズを通して、高齢者の「食べたい」という思いに寄り添い、家族や介護者が共感できる物語が魅力だ。

この作品では、新米調理師の天野晴輝(あまのはるき)が、認知症高齢者グループホームでの生活を支える様子が描かれている。介護の現場に飛び込んだ彼は、最初は戸惑いながらもスタッフと入居者とのコミュニケーションを深めていく。食事を通じて相手の思い出や気持ちを理解していく様は、読む者に温かい感情を抱かせる。

主人公の奮闘



第7巻のテーマは「椎名さんのコンビーフコロッケ」。食を愛する椎名さんは、心の底から「コンビーフ」を楽しむ。彼女が笑顔で語る思い出によって、周囲の人々との絆が深まっていく様子が描かれ、食の力がいかに人間関係を豊かにするかを考えさせられる。

1話から3話までは「健達ねっと」で無料公開されており、興味がある方はぜひ覗いてみてほしい。電子書籍としても、Kindleストアや楽天Koboで手軽に楽しめる。さらには、2025年6月26日には、『ハルと思い出めぐりごはんマンガでわかる記憶がよみがえる懐かしレシピ』という書籍も発売された。

心の栄養、食の喜び



このエッセイが伝えているのは、ただ食べることだけではない。高齢者は身体的な理由から、たくさん食べることができないことも多いが、美味しい食事がもたらす楽しさや満足感は、決して軽視されるべきではない。全巻を通して、高齢者の「おいしく食べたい」という気持ちに寄り添い、調理法や食事に関する工夫が紹介されている。

作者の佐倉イサミさんは、東京在住の漫画家で、お酒や動物、手ぬぐいが好きという。彼女の描く世界には、温かさと希望があふれている。電子版第7巻の販売価格は198円(税込)。リーズナブルな価格で、誰もがふと思い返す「懐かしい味」に触れられる貴重な機会だ。

まとめ



この『ハルと思い出めぐりごはん』は、高齢者の記憶や思い出と食を結びつけた心温まるストーリーであり、誰もが共感できる要素が満載だ。大切な人との食事を通して思い出を振り返ることができるのは、ひとつの幸せだろう。この機会に、ぜひ作品を手に取って、心温まる物語を楽しんでほしい。興味を持った方は、ぜひ各電子書籍プラットフォームを訪れてみてください。


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