9月も続く暑さにぴったり！新しい「五季そうさまプロジェクト」の楽しみ方

「五季そうさまプロジェクト」で楽しい食卓を

近年の気候変動により、私たちは感じたことのないほどの長い夏を迎えています。この異常気象に対して、味の素株式会社は新たに「五季そうさまプロジェクト」を立ち上げました。「まだなつ」と命名されたこの新しい季節を楽しむための取り組みが注目を集めています。

「まだなつ」とは？

「まだなつ」は、9月から10月上旬にかけて続く高温多湿の日々を指します。この期間、私たちは秋の味覚を食べる機会が少なくなっていることが多く、98%の回答者が「夏が長くなっている」と感じています。特に、暑さによる食欲の低下や料理への意欲が減少し、栄養不足を懸念する声も聞かれます。

生活者調査の結果

最近行われた「五季そうさまプロジェクト」の生活者調査では、98%の人々が長引く夏を実感し、71%が「火を使わない料理」が求められていることが明らかとなりました。また、80%が秋の味覚を食べる機会が減っていることに同意しています。この調査から、多くの家庭が抱える料理の悩みや困難が浮き彫りになりました。

「もう料理したくない！」日のためのレシピ本

この状況を踏まえて、味の素株式会社は『何もしたくない日のまだなつレシピ』を発刊しました。このレシピ本では、暑い日でも食べやすい料理を数多く紹介し、特に「極力火を使わない」「買い物いらず」「ひんやり」といったテーマに沿った48品のレシピが掲載されています。例えば、冷たいスープや、電子レンジを使った簡単レシピなど、手間をかけずに美味しい食事を楽しむためのアイデアが満載です。

料理人・東山広樹さんの監修

このレシピ本は、料理人の東山広樹さんが監修しており、料理の楽しさを感じさせる工夫が凝らされています。「まだなつ」の時期に出回る秋食材を、夏の料理スタイルにアレンジすることで新たな発見や味わいを提供することを目指しています。彼は年間400軒以上の飲食店を食べ歩き、料理の魅力を追求しています。

地域の生産者にも影響

季節の変化は私たちの食卓だけでなく、生産現場にも影響を及ぼしています。スーパーのデータによれば、夏野菜が売れる一方で、秋食材は売れにくい傾向があるとのことです。これは、消費者の嗜好が変わってきていることを示唆しています。このような理由から、「五季そうさまプロジェクト」は消費者と生産者の両者にとって重要な意味を持つ取り組みです。

今後の展望

プロジェクトは今後も続き、コラボレーションや一般参加可能な体験イベントを予定されています。特に、この「まだなつ」をいかに楽しく快適に過ごすかをテーマにした活動が期待されています。

「五季そうさまプロジェクト」を通じて、皆さんもこの異常な季節を乗り切り、美味しい秋の味覚に出会う楽しみを感じてみてはいかがでしょうか？