食の甲子園、開催!
2025-12-01 14:32:57

中高生が熱い思いを込めた手料理の甲子園『ジュニア料理選手権』

中高生の夢と情熱が詰まった『ジュニア料理選手権』



毎年多くの注目を集める、株式会社オレンジページと味の素株式会社が共同で開催する「ジュニア料理選手権」。今年も例年以上の熱気の中、全国の中高生から18,201組がエントリーし、夢の舞台に挑みました。

料理を通じて伝える思い


料理コンテストは、ただ調理スキルを競うだけのものではありません。今年のテーマ「笑顔を作る応援ごはん~料理で気持ちを伝えよう~」には、手作りの温かさや大切な人への想いが込められています。スマートフォンやSNSが普及する現代、対面でのコミュニケーションが少なくなった今こそ、料理を通じて誰かを思う時間を大切にすることが求められているのです。

審査当日は、予選を勝ち抜いた全12組が集まり、心を込めた料理のプレゼンテーションを披露しました。多くの料理が美味しさだけでなく、背景にあるストーリーや地域への思いを語っています。

グランプリの栄冠を手にした料理たち


団体部門では、中学生のチーム獅子島3Boysが「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー~潮風と太陽の香り~」で、17歳の沖縄出身の高校生たちが作った「宝励包子(ホーレーパオズ)―宝を築く匠へ―首里城修繕に挑む宮大工さんへの労いの一品」が高く評価されました。

前者は鹿児島県の小さな離島の食材を詰め込み、地元の人々を笑顔にすることを願った一品。後者は首里城の修復を支えている大工への感謝を込めた、スタミナ満点の料理で、心温まるメッセージが込められています。このように、ただ美味しいだけでなく、地域への思いや感謝が根底にある料理が多く見られました。

個人部門の中学生では新田航平さんの「また一緒に散歩に行こう!」、高校生の部では赤嶺美羽さんの「オキふわ盛り~シークワーサーごま味噌ース~」が選ばれました。どちらも、家庭の味や生活に根差した思いが表現された作品で、審査員たちの心を掴みます。

地域の特産品を使った創造的なアプローチ


また、今年の参加者の約6割が地域の特産品や伝統食材を使ったレシピを提案しており、料理を通じた地域への意識が高まっている様子が伺えます。特に、地域活性化をテーマにした作品が多く、友達や教師に向けた料理以上に地域や住民を意識したレシピが多かったことが際立ちました。

審査員を務めたジャンボたかおさんやもあいかすみさんも、「この料理を食べたら地域への愛が伝わってくる」と称賛の声を上げ、料理を通じてのコミュニケーションの大切さを改めて認識する場面もありました。

未来へとつなげる食文化の担い手


このような審査を通じて、Z世代ともいえる中高生たちが食文化をどのように未来に繋げていくのかが期待されます。「ジュニア料理選手権」は、料理を作る喜びや食への理解を深める良い機会として、子どもたちにとって貴重な体験となることは間違いありません。

料理の素晴らしさを改めて感じることができた今回のイベント、その様子は今後の『オレンジページ』やWEBメディアで紹介される予定です。参加者の皆さんのこれからの活躍に期待しましょう。


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