2023年11月、国分首都圏株式会社、榮太樓總本鋪、石川酒造の3社が手を組み開発した新しいビール『TOKYO黒みつLAGER』が、2025年に開催される「ジャパン・グレートビア・アワーズ」で銅賞を獲得しました。この受賞は、クラフトビア・アソシエーションによる厳しい審査を通じたものです。
受賞の背景
「ジャパン・グレートビア・アワーズ」は日本国内で醸造されるビールに特化した審査会で、2025年2月に実施されました。この審査で、高い評価を受けた『TOKYO黒みつLAGER』は、フリースタイル・ダークラガー部門で銅賞に輝きました。受賞部門では金賞に該当するものはなく、銀賞が2点、銅賞が1点という中での高評価です。
商品の特徴
このビールの発明の鍵は、黒みつと黒ビールの見事な組み合わせです。榮太樓總本鋪が江戸時代から続く伝統的な黒みつを使用し、その甘さを最大限に活かしました。使用される麦芽は、ピルゼン、ミュンヘン、キャラメル、チョコレート、ブラックの5種から選ばれ、これに沖縄県産の黒糖を加えることで、深みのある味わいを実現しています。
また、このビールの仕込み水には秩父山系の伏流水を活用し、自然な美味しさを引き立てています。榮太樓の黒みつの上品な甘みと、石川酒造のデュンケルビールのコクが絶妙に調和しており、一口飲むごとにその違いを楽しむことができます。
Sustainabilityへの配慮
さらに、このプロジェクトでは環境への配慮も行われています。製造後に残った麦芽粕は、肥料や飼料として再利用されることにより、サステナブルな社会の実現に貢献しています。
商品の仕様
『TOKYO黒みつLAGER』はアルコール分4.5%、330mlの発泡酒で、麦芽使用率は50%以上を誇ります。その深い味わいは、一杯のビールとしてだけでなく、多くの料理とも相性が良いのが特徴です。
この新感覚のビールを通じて、従来のビールとは異なる魅力をぜひ体験してみてください。国分首都圏、榮太樓總本鋪、石川酒造の3社が織りなす、和の伝統とクラフトビールの融合をぜひお楽しみあれ。