豆腐マイスター認定者4,000人を突破!
一般社団法人日本豆腐マイスター協会が提供する「豆腐マイスター®認定講座」が、2025年6月末に佐賀県での開催を経て、累計認定者数4,000人を達成したことが発表されました。豆腐の魅力や技術を学ぶこの講座は、食育や地域活性化、さらには海外での日本食文化の発信など、さまざまな分野で重要な役割を果たしています。
豆腐マイスター講座の挑戦
この講座は2012年に愛知県でスタートし、その後、多彩な受講者を迎え入れました。年齢や職業を問わず、主婦や栄養士、料理研究家、カフェ経営者に加え、豆腐に興味を持つ海外の方々にも広がっており、国内外での開催が実現しています。受講者は、純粋に豆腐が好きという理由から、料理のレパートリーを広げたい、地域の中学校で豆腐作りを教えたいという目的をもって参加していることが多く、多様な背景を持つ方々が集まっています。
有名人も取得!
タレントの加藤紀子さんが、豆腐が好きという理由で豆腐マイスターの資格を取得したことも注目されています。彼女は豆腐の親善大使として活動し、イベントにも参加。受講を通じて、新たな道を切り開いた声も多く、「人生が変わった」との意見も寄せられています。中にはこの講座をきっかけに豆腐店を開いたり、豆腐業界に進んだ方もおり、豆腐マイスター講座がもたらす影響は計り知れません。
豆腐の未来を見据えて
今後は、豆腐マイスターのネットワークを元に、全国各地で豆腐の魅力を広げていく活動を進めていく予定です。大阪・関西万博での PR活動を始め、海外への進出も視野に入れています。また、高校生向けの「ジュニア豆腐マイスター®」講座や、小学生向けの「豆腐マスター®キッズ」の開設も検討中です。
代表の声
「豆腐の価値を伝え、豊かな食文化を未来へ伝えていくことに挑戦してきた結果、4,000人の仲間を得られました。これからも多くの人たちに豆腐の魅力を伝えていきたい」と、代表理事の磯貝剛成さんは感謝の意を表しました。
豆腐マイスターとは?
豆腐マイスターは、日本の伝統的な食材である豆腐について、知識を学び、実用的な技術を身につけることが目的の民間資格です。講座では、大豆から作る手作り豆腐や油揚げの実習をするほか、大豆の種類や料理レッスンなど幅広く学ぶ内容となっています。
関係者の感謝の言葉
豆腐マイスター®の活動では、地域の豆腐屋さんとのつながりを大切にしながら食文化の継承にも力を入れてきました。全国に広がる豆腐マイスターのコミュニティが、豆腐の魅力や深さを伝える重要な役割を果たしています。
これからも豆腐を愛する人々が集い、豆腐文化の未来を切り開いていくことが期待されます。豆腐が持つ魅力を最大限に引き出すため、豆腐マイスターとしての活動は続いていくことでしょう。