福島市との共創プロジェクトが進行中!
福島県福島市は、納豆消費額が日本一の街として名高い。その福島市と、スナック製造大手のカルビーがタッグを組んで新商品開発を進めています。このプロジェクトは、地域の特産品である納豆を活用した新たなスナック、納豆と白菜漬物風味のポテトチップスを目指しており、2026年の夏には発売予定です。
プロジェクトの背景
この共同プロジェクトは、福島市の食文化を活かし、地域振興を目的とした取り組みの一環です。カルビーでは以前から各地の特産を活かした商品開発を行っており、福島市との協力はその最新の試みです。
2022年から始まった地域課題解決プロジェクトの延長線上で、福島市は「納豆のまち」として再評価されており、納豆愛を市内外にもっと伝える必要があるとの認識から、このプロジェクトへの参加が決まりました。
ワークショップの開催
プロジェクトに向けた最初のワークショップが2025年12月に福島市街なか交流館で行われました。この場には市役所の職員、納豆愛好家の学生、地元飲食店の方々が参加し、意見交換を行いました。市長の馬場雄基氏も参加し、「恐れずに意見を出すことが大変重要です。皆さんと一緒に良い商品を作りましょう」と挨拶をしました。
ここで、納豆の風味に関する複数の提案があり、「納豆風味」「納豆+タレ風味」「納豆+タレ・辛子風味」「納豆+タレ・白菜漬物風味」の中から、多数決で「納豆+タレ・白菜漬物風味」が選ばれました。
今後の展開
参加者たちは、商品の味やパッケージデザイン、PR施策について今後数回のワークショップを通じてさらに検討を重ねていくことになります。新商品の名前やデザインもこれらのディスカッションを経て決まる予定で、多くの地域住民の期待が寄せられています。
地域一体となっての取り組み
福島市が誇る納豆の魅力を伝えるため、地元の方々の参加が非常に重要です。納豆料理を提供する飲食店の方々も積極的に関わっており、地域の食文化が結集した商品が誕生することが期待されています。この新商品の投入により、納豆の新たな魅力が発信されていくことでしょう。
——-
このように、福島市とカルビーの共同プロジェクトは、地域が一丸となって進行している特別な取り組みです。2026年夏の発売を楽しみにしつつ、今後の展開にも注目していきたいと思います。納豆ファンにはたまらない味わいが、私たちの日常にどのように取り入れられるか、期待が膨らみます。