パリに弁当文化を!
2025-12-15 16:33:15

137年の伝統を持つ駅弁文化、日本からパリへ飛躍する「MANEKI BENTO」

日本の弁当文化がパリへ:「MANEKI BENTO」の誕生



日本の伝統的な駅弁文化が、パリの中心地に新たに芽生えることとなりました。その背景には、137年の歴史を誇るまねき食品株式会社の挑戦があります。1899年に始まった「幕の内駅弁」は、今や世界中の人々に知られる存在となり、さらなる挑戦の場としてフランス・パリを選びました。

万博を通じて発展した駅弁文化


まねき食品は、2025年に開催される大阪・関西万博を契機に、日本の「BENTO」文化を世界中に広めることを目指しています。代表取締役社長の竹田典高氏は、「万博を通じて世界中のお客様にEKISOBAやBENTO文化を学んでいただくことができ、大きな励みになりました」と語っています。この考えのもと、パリに新たに「MANEKI PARIS」を設立し、2026年1月20日には新店舗「MANEKI BENTO」をオープンします。

137年の歴史を誇るまねき食品の軌跡


まねき食品は、明治22年に日本の駅弁文化をスタートさせた企業で、以来137年にわたり日本各地で駅弁を生産・販売しています。その旅は、2015年のミラノ国際博覧会での日本館の出展から始まりました。ここでは、日本の弁当文化の重要性を掴み、さらには2018年にバンコクへの出店、2020年からの冷凍駅弁の販売など、国境を越えて多くの人々にその魅力を伝えてきました。

世界での成功事例


2025年にはスイスのチューリッヒ中央駅でのポップアップ出店を行い、連日完売の成功を収めました。万博期間中も、世界各国の訪問者に日本の「BENTO」を楽しんでもらえるよう、多彩な駅弁を提供しました。

新たに誕生する「MANEKI BENTO」


新店舗「MANEKI BENTO」は、パリ1区のレ・アール地区に設立されます。近隣のシャトレ駅には多くの若者が集まり、この立地は文化交流の中心となること間違いなしです。店舗では、料理人が考案した6種類の弁当を販売します。具体的には、すき焼き弁当、鮭の西京焼き弁当、シーフードフライ弁当、鶏の照り焼き弁当、鶏の唐揚げ弁当、そしてあんかけ揚げ出し豆腐弁当(ヴィーガン対応)など、日本の味を堪能できるラインナップです。

今後の展望と期待


竹田社長は、ヨーロッパの食の都パリで、日本の料理人と現地の食材が融合し、新しい弁当文化が誕生する瞬間を期待しています。まねき食品の創業の精神でもある「常にチャレンジし、すべてに感謝する心」で、これからも世界に挑戦していく姿勢を崩しません。

パリでの「MANEKI BENTO」の誕生は、西洋と東洋の文化を結ぶ架け橋となるでしょう。私たちは、この新たな文化の形成を見守り、応援していきたいと思います。


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