トライアル、データ活用の新販促施策が金賞を受賞!
株式会社トライアルカンパニーが、福岡県本社の企業として名物商品『ロースかつ重』の販促施策「かつ重、出来立て~♪」により、第79回広告電通賞のイノベーティブ・アプローチ部門で金賞を受賞しました。この受賞は、トライアルカンパニーが取り入れた新たなリテールメディア施策の成果を象徴しています。
施策の概要と成果
受賞した施策は、全国で実施される予定で、期間は2025年4月から2026年3月まで。『ロースかつ重』を来店客に「より美味しい出来立ての状態」で提供し、購買体験を向上させることを目指しています。
施策の狙い
トライアルは、テクノロジーを活用し、お客様に新たなお買い物体験を提供することを重点に置いています。購買データを分析し、商品提供の最適化に取り組むことで、お客様に新たな視覚と聴覚の体験を提供しています。これにより、『ロースかつ重』の購入の機会が増え、売上の最大化を図るのです。
イノベーティブなアプローチの要素
施策には三つの主要なアプローチがありました。1つ目は「時間の最適化」です。これは、前日までの客数と販売データをもとに、来店客が増える時間帯を特定し、その時間に合わせて製造と提供を行うというものです。
2つ目に運用されたのは、店内のインストアサイネージと音声放送を連動させた「店内一斉ジャック」と呼ばれる手法です。調理した後、スタッフがボタンを押すことで、リアルタイムに「ただいま出来上がりました」とお知らせされる仕組みを導入したのです。
3つ目は、具体的な販売成果です。非計画購買を引き起こす効果が得られ、サイネージを使用した店舗では『ロースかつ重』の売上が161.9%伸びました。これは、施策が実際に販売に寄与したことを証明しています。
リテールメディアの構築
トライアルグループでは、全国の店舗でデジタルとアナログを融合させたリテールメディアの構築が進められています。インストアサイネージやSkip Cart®などを活用し、「購買直前」のタイミングで最適な情報を届けることを目指しており、新たな購買機会の創出とお買い物体験の向上を実現しています。
特にインストアサイネージは、リテールメディアの中核を成し、小売業者とメーカーが共通のファンを作るための重要な手段となっています。首都圏の西友74店舗でのサイネージ設置により、テレビ視聴率に劣らないリーチを実現可能とし、深い連携が期待されます。
広告電通賞の意義
広告電通賞は、日本の広告領域で最も権威のある賞の一つであり、優れた広告コミュニケーションを評価し、業界のさらなる発展に貢献しています。今回の受賞は、トライアルが進めている新たな取り組みが評価された結果であり、今後の展開に期待が集まります。
この新しいアプローチにより、トライアルでは『ロースかつ重』の魅力がさらに広まることが期待されており、今後のさらなる施策にも要注目です。