大阪・関西万博が2025年に開催されるにあたり、象印マホービン株式会社は会場内に新たな試みを導入しました。その名も「マイボトル洗浄機」です。持ち運ぶ手間を軽減し、エコな行動を促すために、この洗浄機は会場内に10台設置されます。
「マイボトル洗浄機」とは?
「マイボトル洗浄機」は、約20秒でマイボトルを洗浄・除菌できる自動洗浄機です。人々のライフスタイルにおいて、マイボトルの使用は環境保護に貢献する重要な一歩となります。しかし、持ち運びによる不便さを感じている方も多いのが実情です。たとえば、重さや中身の準備の手間、外出先での洗浄の難しさなどです。
これらの問題を解消すべく、象印マホービンは2021年に株式会社中農製作所と共同開発し、マイボトル洗浄機を生み出しました。展示会で選ばれたこの実証機は、万博の特別プログラム「Co-Design Challenge」により、さらなる進化を遂げました。
環境への配慮とデザインへのこだわり
この洗浄機はオゾン水を使い、除菌効果と共に環境負荷を軽減しています。また、従来の洗剤を使用せず、安心安全な方法でマイボトルの清潔さを保てるのが特徴です。デザイン面でも、関西を代表する吉野杉を使用することで、地域も大切にした洗浄機となっています。
音声やアニメーションによる視覚的なサポートもあり、使い方が直感的に理解できるため、誰でも簡単に利用可能です。操作ステップは、マイボトルをセットしてカバーを閉じるだけで洗浄が開始し、完了後には驚くほど清潔な状態でボトルを取り出せます。
万博会場での体験とその後
万博にお越しになる方々は、ぜひこの洗浄機を利用してみてください。会場内の環境を意識しながら、持続可能な行動を実践する良い機会になるでしょう。会期が終わった後も、設置された洗浄機が実際の街中に設置される予定があり、より多くの方にその恩恵が届くことが期待されています。
マイボトル洗浄機の活用プロジェクト
ご存知の通り、象印マホービンは「暮らしをつくる」という理念を掲げ、常に環境に優しい商品を提案しています。マイボトルを活用しプラスチックごみの削減に貢献するため、長年の啓発活動の成果が今回の洗浄機に結実しました。2025年以降も、さらなる発展を遂げることで、皆様がより快適でエコに楽しめる未来社会の実現に寄与していくでしょう。
ご利用のすすめ
万博会場では、マイボトル洗浄機と併せて、株式会社味の素AGFが提案する「ブレンディⓇマイボトルスティック」も販売されます。これを利用すれば、手軽に美味しい飲み物が作れ、持ち歩きの楽しみも広がります。マイボトルを持って万博に足を運んでみてはいかがでしょうか?一緒に環境に優しい行動を広めましょう!