鈴鹿山脈の魅力を発信する新商品プロジェクト
三重県の菰野町が新たな取り組みとして、鈴鹿山脈をテーマにしたお土産品の開発プロジェクトに乗り出しました。このプロジェクトの中心には「頂き」というメッセージがあり、山を登る楽しさやその価値を参加企業がそれぞれの視点で表現しています。
1. 「頂き」を目指す人々のために
山を登る目的は多様です。人それぞれ、目指すところも異なりますが、その思いには共通点があります。「頂き」を求めるという姿勢です。このプロジェクトでは、そんな人たちが共に感じるお腹のすき具合、つまり、登山や仕事、そして生活の中での「頂き」を意識した商品開発が行われています。たとえそれが山の頂ではなくとも、自分にとっての「頂き」を見つける努力が重要だと伝えたくて、商品開発からそのメッセージが発信されています。
2. 地元企業とともに築く共通の「頂き」
このプロジェクトには、菰野町をさらに盛り上げたいと願っている、地域のさまざまな事業者が参加を表明しました。各企業はそれぞれの得意分野を持ち寄り、単なるお土産品ではなく、三重県の象徴ともなるような品々を生み出すことを目指しています。具体的には、創業から150年を超える老舗和菓子店「岩嶋屋」、鈴鹿山脈をテーマにしたアパレルブランド「1212」、旅を感じるお菓子屋「有限会社日の出屋製菓」、地域の特産を生かした「BOUQUET」の4社が名を連ねています。
3. 鈴鹿山脈の特徴を活かした商品開発
商品開発の基本的な材料には、岩嶋屋の「あんどーなつ」を選びました。さまざまな味や保存方法の試作が進められていますが、特に重要視されているのは、鈴鹿山脈の美しさを反映した包装デザインです。このデザインは、食べ終わった後もレジャーや日常生活に活用できるものを目指しています。このようにして、山の頂きを目指す全ての人々に食べてもらいたい、一つの商品を通じて地元の魅力を感じてもらいたいという願いが込められています。
4. 購入可能場所とプロジェクトの未来
取り扱い店舗は、道の駅菰野ふるさと館や、日の出屋製菓、さらにはカモシカ商店のネットショップなどが予定されています。プロジェクトが進むにつれて、取り扱い店舗は随時追加される見込みです。この取り組みを通じて、三重県の魅力がより一層広がり、地域の活性化に寄与できることを期待しています。今回のプロジェクトは、御在所岳の地蔵岩を背に、新たな「頂き」をこの地域から発信する計画となっており、今後の展開に大いに注目です。ぜひ、ご注目ください!