ヤマモリがベトナム進出
2025-04-15 11:09:43

ヤマモリ、海外拠点第二弾をベトナムに設立へ!

ヤマモリ、ベトナムに新拠点設立のお知らせ



日本の総合食品メーカー、ヤマモリ株式会社が、2025年5月にホーチミン市に新たな法人「Yamamori Vietnam Co., Ltd.」の設立を発表しました。これに先立ち、同社は4月8日にオフィスをオープンし、ベトナム市場への本格的な販売活動を開始します。

ヤマモリの海外進出の歴史



ヤマモリは1988年、当時あまり海外進出がなかった食品産業の中で、タイ王国への進出を果たしました。初めは缶詰やレトルト食品の製造、そして日本醤油の醸造を手掛けました。その後、タイの経済成長と共に日本食が急速に広がり、現在では多くの日本食レストランが展開する市場に成長しました。

特に、親日の国民性が日本食の人気を後押しし、ヤマモリはその発展に寄与してきました。タイでの販売実績も好調で、2024年には現地での売上が908百万バーツに達するなど、成功を収めています。

ヤマモリの海外戦略



ヤマモリは現地内に製造拠点を持つことで、地域顧客のニーズに迅速に応える販売戦略を展開しています。調味料のOEM生産を始め、国内では味わえない多様な商品を提供し、日本からの高級食材の輸入も行っています。また、ハラールやコーシャの基準をクリアした製品を製造し、宗教的な制約が厳しい市場に対するアプローチも行っています。

ヤマモリの販路は、タイを起点にASEAN諸国をはじめ、中東、EU、オーストラリアなど多岐にわたり、今後も新たな国への進出を模索しています。

ベトナム市場への期待



今回のベトナム進出は、国内市場の状況を受けた戦略的な決定です。調査によると、ベトナムの内食率は高く、女性の社会進出が進む中で、調理を効率化する食品の需要が増加しています。外食はベトナム料理が主流ですが、日本食も人気を集めているため、これはヤマモリにとってポジティブな要素となるでしょう。

さらに、ベトナムは約1億人の人口を有し、30-44歳の層が重要なマーケットになっています。これから数年以内に高齢化が進むと予測されていますが、今後はより高品質で健康的な食品に対するニーズも高まることでしょう。ヤマモリは、現地市場のニーズに沿った商品の提案を行い、3年以内の事業黒字化を目指しています。

まとめ



ヤマモリは1889年に創業して以来、136年の歴史を誇る老舗企業であり、今後も「本物感」と「おいしさ」を追求し、世界中に感動と笑顔を届けることを目指しています。これからのベトナム市場への進出に期待が寄せられる中、Yamamori Vietnam Co., Ltd.の設立がその一歩となることでしょう。


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