食品素材の新時代
2025-06-23 09:54:20

持続可能な食品素材の魅力を紹介するifia JAPAN 2025展のレポート

ifia JAPAN 2025での昭光通商の取り組み



2025年5月21日から23日まで、東京ビッグサイトで開催された「ifia JAPAN 2025」、第30回国際食品素材/添加物展にて、昭光通商株式会社が注目されました。昨年比で約2倍もの来場者がブースに訪れるなど、食の未来を見据えたサステナブルな食品素材に対する関心の高まりを感じさせる展示内容でした。

サステナビリティと機能性の融合



昭光通商は、化学品や合成樹脂、金属、セラミックスなど多岐にわたる素材を扱う総合商社。その中でも特に食品分野においては、様々なメーカーとの強いパートナーシップを生かし、多彩な食品素材を展開しています。今回の展示では、持続可能性を重視した機能性食品素材を数多く紹介し、食品メーカーたちから注目を浴びました。

LALLEMAND 酵母・酵母エキス



まず、注目されたのはカナダのラレマンド社からの酵母や酵母エキスです。これらの製品は80%以上のタンパク質を含み、アレルゲンフリーで、持続可能な食品素材として高く評価されています。天然系の調味料として、うま味やこく味を加える他、医薬品などの発酵培地にも使用されるなど、その用途の広さが魅力です。

Borregaard バニリン



次に紹介されたのは、ノルウェーのボレガード社が提供するリグニンバニリンです。これは樹木由来のバニラ様香料で、製造過程での二酸化炭素排出量が約90%削減されており、環境にも配慮された持続可能な商品です。チョコレートやケーキ、スムージーなど幅広いお菓子に使用され、食品業界から注目を集めています。

EMERALD フェヌグリーク種子粉末(Canafen®)



地中海原産のマメ科植物フェヌグリークの種子を使用したCanafen®は、食品添加物の優れた代替品として注目されています。特に、ドレッシングやソースの増粘剤、さらにはアイスクリームや餃子の具の結着に使われる点で、機能向上を図れる天然素材として評価されています。日本料理でも頻繁に利用されるため、馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

Kellogg’s ケロッグシリアルシリーズ



最後に、シリアル食品のトップブランド、ケロッグ社が提供するシリアルシリーズも展示されました。100年以上の歴史を持つケロッグ社は、穀物の持つ自然の栄養を最大限に活かし、健康的な食品を通じた社会貢献活動にも力を入れています。コレステロールゼロの特性を持つケロッグシリアルは、製菓製パンや飲料、スイーツに至るまで幅広く用いられています。

まとめ



今回のifia JAPAN 2025は、昭光通商が持続可能な食品素材の新しい可能性を提案し、多くの来場者から注目を浴びる結果となりました。食品業界における機能性とサステナビリティを融合させた新素材の数々は、今後の食品開発において重要なポイントとなるでしょう。この展示会を通じて、昭光通商の取り組みがさらに加速することを期待しています。


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