自動車部品技術が生んだ新キッチンブランド『TANZO』の魅力
ブランド誕生の背景
ヤマコー株式会社が手がける新しいキッチンブランド『TANZO』。このブランドの使命は「気兼ねなく使える、一生モノの鉄」を提供することです。創業者である山本恵津子氏は、働く母親としての経験から、調理器具の使いやすさと美味しさを追求する必要性を感じました。自社の精密な鍛造技術を駆使して、どんな料理でも楽しめる道具を作り上げることを目指しました。
鍛造技術の特長
『TANZO』の製品は、自動車部品の鍛造技術を応用しています。特に注目すべきは「エアスタンプハンマー」を使用した製造方法です。これは1250℃で熱せられた鉄の塊に2000トンの圧力を加えることで、純度の高い鉄を生み出します。この技術により、今まで不可能とされていた形状の調理器具が実現しました。
料理の美味しさを科学する
『TANZO』には以下の三つのこだわりが込められています。
1. 妥協のない素材
使用されるのは国内最高品質の炭素鋼。鍛造プロセスによって不純物を取り除き、結晶構造が微細化されることで高い強度と耐久性を誇ります。ポリッシュ仕上げは施されておらず、安心して使用できるのが特徴です。
2. 6年が生んだ「黄金比率」の厚み
側面は3mm、底は4mmの黄金比率を実現。これにより、食材に均一に熱が伝わり、焦げ付きにくく、肉や野菜の旨味を最大限に引き出します。
3. 高い熱伝導率と蓄熱性
少ない火力で短時間調理が可能な高熱伝導率を誇るため、余熱を利用することで食材の旨味を閉じ込められます。食材が芯までふっくらと仕上がるという利点もあります。
一生モノの道具として
『TANZO』は、単なる調理器具ではなく、食卓を彩る道具です。ユーザーはこの道具を大切に育てながら長い間愛用することができ、シンプルで持続可能な生活スタイルを実践する手助けになります。調理した料理をそのままテーブルに運べるデザインも魅力の一つです。
製品ラインナップ
現在展開されている『TANZO』製品には、フライパン(直径20cm、取手は取り外し式)やボウル(直径23cm)があり、これらは料理の幅を広げます。
展示会情報
『TANZO』は、2025年9月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催される第100回東京インターナショナル・ギフト・ショーに出展予定です。各製品を直接手に取って体験できる貴重な機会です。
会社情報
ヤマコー株式会社は1946年に設立され、鍛造部品及び家庭用調理器具の開発・販売を行っています。日々の料理をより豊かにするために、これからも進化を続けていくでしょう。詳しくは
公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ先
ヤマコー株式会社 広報担当
電話: 072-965-5621
E-mail:
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