日本のスパイス文化を再発見！ディスカバー・ジャパン11月号の魅力とは

日本のスパイス文化を再発見！

日本の食文化におけるスパイスの魅力をたっぷりと紹介する『Discover Japan（ディスカバー・ジャパン）』2025年11月号が、10月6日に発売されました。特集タイトルは「実は、スパイス天国ニッポン」。

スパイスというと、インドやアジアの異国情緒あふれる香りをイメージする方が多いかもしれませんが、実は日本の地にも古くから深い歴史を持つスパイスがあります。この号では、そんな日本とスパイスの関係や、全国各地で親しまれている和スパイスの魅力を余すところなく伝える内容になっています。

日本のスパイスとともに生きる

【スパイスの歴史】
日本のスパイス文化は、七味唐辛子や山椒、からしなど多岐に渡ります。七味唐辛子は400年前の江戸時代に生まれたとされ、今や塩やコショウと並ぶ定番調味料となっています。発祥の地とも言える「やげん堀」を訪れることで、その歴史を知ることができる章も掲載されています。

【和スパイスラボ】
今回の特集には、フードディレクターの寺本りえ子さんとパフォーミングアーティストのアオイヤマダさんが登場し、身近な和スパイスを使ったアレンジ料理のアイデアを提案しています。柚子胡椒やからし、山椒をはじめ、ちょっとした工夫で新たな味わいを楽しむ方法に、目からウロコの発見が詰まっています。

スパイス×米料理の魅力

「ビリヤニ」とは、インドやパキスタンで人気のスパイスを使った炊き込みご飯で、最近日本でも注目が高まっている料理の一つです。「ビリヤニ大澤」の大澤孝将さんは、ミシュランガイドにも掲載されたその実力派シェフ。樋口直哉さんが大澤さんのビリヤニを通じて、日本での可能性を探る章も盛り込まれています。

カレー愛を語る尾上右近さん

歌舞伎役者の尾上右近さんも特集に参加し、年間360食以上のカレーを食べるというカレー好きの彼が行きつけのカレー屋「薬膳Dining＆Bar 銀座しんのう」でカレー愛を語ります。手作り「あいがけ」のこだわりや、カレーと歌舞伎の意外な関係まで、興味深い内容が盛りだくさんです。

ニッポンのスパイス43選

料理好きなプロたちが愛用するスパイスも紹介され、唐辛子や和がらし、山椒などの素材がどのように食文化を支えているのか、代表的な材料をジャンル別に解説。また、料理研究家や著名なクリエイターが選ぶスパイスも交え、豊かな日本の食文化に迫ります。

終わりに

『Discover Japan』は、日本のモノ・コト・場所・人に焦点を当てた月刊誌で、毎号新しい日本の魅力を再発見しています。今回のスパイス特集も、日本の食文化をより一層楽しむための手助けになることでしょう。最新号の購入は、書店やオンラインショップで可能です。新たな日本の美味しさを探求する『Discover Japan』、ぜひ手に取ってみてください！