料理家・長谷川あかりが届ける新ポッドキャストの魅力とは

新たなポッドキャスト「長谷川あかりのシャニカマでごめんなさい」

2023年8月26日、集英社が展開する音声レーベル「shueisha vox」とファッション誌「BAILA」のコラボレーションにより、人気料理家・長谷川あかり氏の初冠ポッドキャスト番組『長谷川あかりのシャニカマでごめんなさい』がスタートしました。毎週火曜日の朝5時から配信されるこの番組は、食に関する「モヤモヤ」をテーマに、リスナーやゲストを交えて楽しい雑談を展開していきます。

長谷川あかり氏は、料理家であり管理栄養士としても知られ、SNSや書籍で多くのレシピを発信。今や料理の分野で多方面にわたって活躍している彼女は、料理の楽しさだけでなく、日常的な「食」に伴う疑問や気になる事柄についても自らの視点で語ります。

ユニークなトピックで盛り上がる「シャニカマ」

番組の中では、「フライドポテトには形状の説明表記を義務付けてほしい」や、「電車のホームのセブンティーンアイス、食べるタイミングが難しすぎる」といった、普段誰もが考えがちなけれど、なかなか言葉にできないような疑問を取り上げています。これらの「モヤモヤ」を通じて、おいしいごはんを愛するあまり、些細なことにまで気を回してしまう長谷川氏の豊かな感性が伺えます。

「シャニカマ」とは、そうした斜に構えた視点を自ら楽しみ、リスナーと共感することを意味しています。そのためゲストには、長谷川氏の連載や著書を手がけた編集者の「編集ぴら」こと平田真優香氏が登場し、料理だけでなく、日常の些細な疑問も気軽に楽しく話せる空間を提供しています。この番組はまるで仕事終わりの女子会のようにゆるく、かつ楽しい会話が展開されます。

聴くことで得られる共感と楽しさ

長谷川あかり氏自身、過去に料理について書くことは多かったものの、話す機会はあまりなかったとも語っています。彼女はしっかりとした意見を持ちながらも、その表現に迷うこともあったと告白。しかし、今はもう少し自分の率直な言葉を使い、リスナーの気持ちが少しでも軽くなることを願って話すことに興味を持ち始めています。

「食に関する気軽な話題を通じて、リスナーの皆さんにも楽しんでもらいたい」という思いで、彼女の声を届けるポッドキャストが始まったことは、とても新しい試みであり、多くの人に共感を呼ぶことでしょう。番組がどのように展開していくのか、リスナーにとっても楽しみが広がります。