全国イタリア料理コンクール2025 開催決定
在日イタリア商工会議所(ICCJ)による第16回の全国イタリア料理コンクール、通称Gran Concorso di Cusuna(GCC)が2025年に開催されることが発表されました。これは、日本国内で活躍するイタリア料理のプロのための、最も権威あるコンペティションの一つです。
コンクールの概要
今年も多くの熱心なシェフたちが集結するこのコンクールでは、著名なイタリア人シェフが審査員として参加します。彼らが参加者の料理作品を審査し、11月に行われるセミファイナルとファイナルに向けて審査が進行します。特にファイナリスト2名による直接対決は、多くの注目が集まることでしょう。
テーマは「カルボナーラ」
今年のテーマは「カルボナーラ(伝統が革新に出会う)」です。イタリアでも親しまれ、人気の高いパスタ料理をベースに、創造性豊かなレシピを応募者に求めています。自分のアイデアや技術を駆使して、オリジナリティ溢れるカルボナーラを作り上げてみてください。
応募後は、書類審査によって上位8名のシェフが準決勝へと進出。その後、三次元に広がる料理の世界での表現力を試される機会が訪れます。
重要な日程
日時:2025年10月20日(月)11:00 - 15:00
場所:武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)
ここでは、8名のシェフが選ばれ、ファイナリストへの道を懸けた準決勝が行われます。
日時:2025年11月21日(金)17:00 - 18:30
場所:GOBLIN千駄ヶ谷店(東京都渋谷区)
準決勝を勝ち抜いた2名による直接対決が繰り広げられます。
参加方法と費用
参加を希望するシェフは、実務経験2年以上で、イタリア以外の国籍を持つ在日者であることが応募条件です。エントリーは専用フォームから登録後、レシピ審査が行われ、準決勝と決勝へと進みます。
参加費用:一般店舗15,000円、MOI認定店やAQI認定店、ACCI会員は10,000円(税別)。また、早期登録割引もあり、8月8日までの登録で特別価格が適用されます。
AQI 認定について
the AQI(Adesivo di Qualità Italiana)は、イタリア料理の品質を保証するための認証制度で、伝統的なレシピを遵守し、イタリア文化を発信するレストランに与えられます。この認定を受けることで、レストランの信頼性や評価も高まるでしょう。
このコンクールは、料理を愛するすべてのシェフにとって、自らの技術を試し、成長する絶好の機会です。是非挑戦してみてください!