発酵食物繊維ブランドFibeeが顧客のホンネを吸い上げる仕組みとは？

ミツカンの新たな挑戦、Fibeeと「coorum」導入の裏側

株式会社Mizkanが2024年春に発酵性食物繊維に注目した新ブランド「Fibee」を発売し、顧客とのコミュニケーションをさらに強化するために、ホンネデータプラットフォーム「coorum」を導入しました。この取り組みは、健康志向の高まる現代において、顧客一人ひとりのニーズを深く理解することを目的としています。

Fibeeブランドの魅力

Fibeeは、腸内の善玉菌を活性化させる発酵性食物繊維を含む商品であり、毎日の食生活に取り入れやすい豊富なラインナップを展開しています。健康を意識する人々に向け、味や食感にこだわり、飽きがこない工夫がされている点が特長です。SNS上でも多くのファンがその魅力を語る中、ミツカンはさらに顧客の声を集め、商品開発に活かすため「coorum」を導入しました。

「coorum」の導入背景

「coorum」は、顧客の本音データを基にしたプラットフォームで、顧客との接点を強化し、リアルタイムでのフィードバックを可能にします。これにより、ミツカンはFibeeファンコミュニティ「Fibee 腸内会」を立ち上げ、ユーザー生成コンテンツ（UGC）を集める環境を整えました。このプラットフォームにより、顧客は自分の意見や感想を気軽に共有でき、ミツカン側もそのデータを分析し、商品改良や新商品開発に役立てられるのです。

UGCの重要性と活動内容

ユーザー生成コンテンツは、ブランドにとって非常に貴重な資産です。ファンコミュニティでは、ユーザー同士が積極的に情報を交換し、Fibeeについての話題を共有できます。また、運営事務局からは、必要な情報や健康に関する知識が提供され、コミュニティ内での意思疎通をサポートしています。このような双方向のコミュニケーションが、Fibeeの認知度向上に繋がるのです。

SSO連携による利便性の向上

「coorum」には、既存会員基盤を活用するためのシングルサインオン（SSO）機能が搭載されています。これにより、ユーザーは従来のアカウント情報を使って、よりスムーズにコミュニティにアクセスできます。利便性を高めつつ、顧客データとの統合的な管理を実現し、パーソナライズされた情報提供が可能になるでしょう。

今後の展望

ミツカンは、Fibee腸内会を通じてお客様の本音を聞き、だからこそ実現される製品づくりを目指しています。「coorum」を活用した新しい形の顧客との関係の構築は、単なる製品購入にとどまらない、相互の信頼を基にしたコミュニティに成長することが期待されています。今後も健康を重視した商品開発を続けながら、顧客の声を大切にし、彼らとともに展望を描いていくことでしょう。

ミツカングループの屋台骨

ミツカングループは、1804年に愛知県半田市で設立され、2024年には創業220周年を迎えます。長い歴史の中で、顧客との信頼関係を築いてきた同社は、今後も変革と挑戦を続けていきます。健康を支える食品を手掛ける中で、顧客のライフスタイルを豊かにするための取り組みを進めているのです。”やがて、いのちに変わるもの。”という企業理念のもと、未来への展望を広げています。

公式サイトやコミュニティへの参加方法については、ぜひチェックしてみてください。えご飯にFibeeを取り入れ、毎日の健康を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。