9月8日は「ハヤシの日」!
昨今の食文化において欠かせない「ハヤシライス」。その誕生日とも言える日が9月8日です。この日を記念して、丸善ジュンク堂書店では「ハヤシの日」を制定し、多くの店で特別な企画を用意しています。この特別な日は、丸善創業者・早矢仕有的(はやし ゆうてき)の誕生日であり、彼が生み出したハヤシライスの歴史を感じる良い機会です。
ハヤシライスの歴史
ハヤシライスは明治初期に創り出された料理。その名の由来は創業者の早矢仕有的にあると言われています。彼は当時、日本を訪れる外国人たちと交流を持ちつつ、西洋料理に親しんでいました。友人が来た際には、あり合わせの肉や野菜を使い、ライスとともに振る舞っていたそうです。この家庭的な料理が次第に評判を呼び、「早矢仕さんのライス」として広まり、最終的には今日の「ハヤシライス」へと発展しました。丸善日本橋店でも、1954年から半世紀以上にわたって「丸善のハヤシライス」として好評を得てきました。
2025年のキャンペーン詳細
2025年、「ハヤシの日」に特別なキャンペーンが展開されます。まず注目なのは、数量限定の新厨房楽「ハヤシビーフ」とオリジナルトートバッグのセット販売です。Aセット、Bセット、Cセットと異なるサイズのトートバッグが揃っており、数量限定となっているため、早めの購入をおすすめします。
- - Aセット:ハヤシビーフ3個+トートバッグ(小) 1,800円(税別)
- - Bセット:ハヤシビーフ5個+トートバッグ(中) 3,000円(税別)
- - Cセット:ハヤシビーフ10個+トートバッグ(大) 6,000円(税別)
さらに、店内のカフェでは「早矢仕ライス」を特別価格で提供します。対象となる店舗では、ポーク早矢仕ライスを通常価格よりもリーズナブルな価格で楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。
早矢仕有的とその功績
早矢仕有的は、1837年に岐阜県で生まれた商人であり、医師としての経歴も持っています。彼は福澤諭吉の影響を受けて、1869年に「丸屋商社」を設立し、日本初の洋書や医療器具の販売を行いました。丸善はその後、西洋文化の受容を促進し、今のような多岐にわたる商品を提供するようになりました。自身も初代社長を務め、その経歴には多くの逸話が残っています。
資料展と今後の展望
2026年1月には、丸善創業者・早矢仕有的に関する資料展が開催されます。貴重な資料や講演も予定されているため、彼の業績やハヤシライスについて更に学ぶ貴重な機会でしょう。
この「ハヤシの日」を通じて、丸善の歴史やハヤシライスの魅力に触れ、一緒にお祝いしましょう。