京都の老舗が創造したトラりん和菓子の魅力
この秋、京都の伝統的な和菓子に新たな魅力が加わります。あの有名な尾形光琳の「竹虎図」をモチーフにしたキャラクター"トラりん"を、京都国立博物館公式キャラクターとして知っていますか?このトラりんが干菓子として登場し、2025年10月10日から販売されることが決定しました。作り手は、慶応元年(1865年)から伝統を守り続けている老舗の和菓子屋、株式会社 七條甘春堂です。
和菓子とアートの融合
トラりんは、竹虎図の中に描かれた、いたずらっ子のような眼差しや愛嬌のある表情が特徴です。尾形光琳の「琳派」からインスパイアを受けたこのキャラクターは、京菓子との深い関連があります。「琳派」は、色彩や形、自然の美しさを表現するのに優れた技法であり、それが和菓子の美意識に強く影響を与えています。
七條甘春堂が手がけるこのトラりん和菓子は、色とりどりの素材を使用し、手間をかけて丁寧に作り上げられています。特に季節感や自然を表現した、その繊細な造形は、伝統の継承だけでなく、新しいスタイルの和菓子を楽しむ機会を提供してくれます。
多彩なラインナップと価格
トラりんの和菓子は、二つの異なるサイズの箱で販売されます。大箱(1,836円税込)と小箱(972円税込)があり、どちらも魅力的なパッケージデザインが施されています。お土産やギフトにぴったりで、特に和の心を感じさせるアイテムとして選ばれるでしょう。
販売の詳細
2025年10月10日(金)から、七條甘春堂の京都本店での販売が開始されます。また、七條甘春堂のオンラインショップでも購入が可能です。忙しい方でも自宅で手軽にトラりんの和菓子を楽しむことができるのは嬉しいですね。
住所:京都市東山区七条通本町東入 西の門町551番地
営業時間:9:00〜17:30
オンラインショップはこちら
終わりに
京都国立博物館の公式キャラクター"トラりん"の魅力を詰め込んだこの和菓子は、その見た目はもちろん、味わいも素晴らしいことでしょう。老舗の良さを感じつつ、新たな和菓子の楽しみ方を提供する七條甘春堂のトラりん和菓子。是非、この機会にその心と味わいを体験してみてはいかがでしょうか。