新たな事業創造の潮流『モカブル』が挑むコーヒーの新境地

モカブルの誕生とその背景

最近、日本発のコーヒーを食べるスイーツ『モカブル』が注目を集めています。モカブルは、コーヒー豆をまるごと利用し、その個性を余すところなく表現した新感覚のスイーツです。製造には、微粉砕したコーヒー粉末とサステナブルな植物油脂が使用されており、飲むコーヒーからは得られないアロマや風味を楽しむことができます。サステナビリティを意識した商品は、環境にも配慮されており、精力的に新しい試みに挑戦しています。

01Boosterの支援によるカーブアウト

モカブル社の設立を支援したのは、株式会社ゼロワンブースター（01Booster）です。01Boosterは、サントリーホールディングスの社内ベンチャー制度『FRONTIER DOJO』を活用し、新規事業の構想から法人設立、資金調達に至るまで、一貫してその成長をサポートしました。

この制度は、2021年に設立されて以来、社内での新規事業開発を促進するために多くのアイデアを受け入れてきました。その中でも、モカブルは特に注目されるプランとして採択され、01Boosterの支援を受けて具体化していきました。

具体的な事業化プロセス

モカブル社の事業計画は、01Boosterとの連携を通じてブラッシュアップされ、製品の特徴や販路の拡大、さらには北米市場への進出に向けた準備も進められました。出向型プログラムを利用することで、スピーディーに事業立ち上げが実現し、審査を経て資金調達も成功を収めました。このようにして、モカブルは自立した法人として成長を遂げました。

サステナブルな未来を見据えて

モカブルは、持続可能なスイーツとして、消費者のニーズとも合致し、近年の健康志向や環境意識の高まりにも寄与しています。リアルな顧客のフィードバックをもとに、コーヒーの新たな楽しみ方を提供していくことが、今後のビジネスモデルとして期待されています。2024年には、日本国内のFood Expoに参加する予定で、さらなる認知度の向上を目指しています。

事業への思い

株式会社モカブルの代表、糸山彰徳氏は「モカブルの理念は、『大切に育てられたコーヒー豆の個性を楽しむ』ということです。01BoosterのIBRプログラムを利用することで、ベンチャー企業のマインドと大企業のリソースを融合できたことが、大きな助けになりました」と語っています。

これからもモカブルの存在感を高め、全球の顧客にその素晴らしさを届けることを目指しています。

新たなビジネスモデルの構築

01Boosterも、こうしたサクセスストーリーが続くことを願っています。「FRONTIER DOJO」経由で新しい事業が誕生し、その成功例が後続の企業にとってインスピレーションとなることを期待しています。今後もサポートを続け、新たな挑戦が続くことを楽しみにしています。モカブルが描く未来は、ますます明るいものとなるでしょう。