ロック・フィールドとカゴメが組む新たな挑戦、健康的で彩り豊かな食卓を目指して

新たな提携への期待

株式会社ロック・フィールドとカゴメ株式会社は、持続可能な未来を目指して2025年3月11日に業務提携契約を結びました。この提携は、両社が有する野菜の魅力を存分に引き出し、消費者に価値のある商品を届けることを目的としています。おいしく、栄養価の高い食品を提供しながら、サステナブルな農業の実現に向けて協力していくことに意義があります。

業務提携の背景

ロック・フィールドは、おいしさと健康を重視した惣菜を中心に業務を展開している企業で、「食の可能性を切り拓き、豊かな未来を共創する」ことをビジョンに掲げています。また、カゴメは野菜を通じた健康的な食生活の提供に積極的で、「トマトの会社から野菜の会社」に進化を遂げることを目標としています。両社はこれまで2017年から『Social Good Collaboration』の理念を共有し、共同で商品開発を行うことにより、消費者の健康寿命を延ばすことを目指してきました。

現在の環境と課題

最近では、生活スタイルの変化やコロナ禍の影響により、家庭での食事に簡便さを求める傾向が強まっています。この流れの中で、野菜を調理する手間を省こうとする消費者が増え、鮮度や味わいを気軽に楽しむことが難しくなっています。また、高齢化する生産者や異常気象による影響で、持続可能な農業の存続が危ぶまれ、結果的に野菜価格の高騰が現実のものとなっています。これらの課題を受けて、両社は協力を強化し、消費者が野菜をより楽しむための提案を行うことにしました。

新たなプロジェクト『野菜と共に創る未来プロジェクト』

このたびの提携により、両社は『野菜と共に創る未来プロジェクト』を立ち上げました。このプロジェクトでは、「健康寿命の延伸」「農業振興」「持続可能な地球環境」の3つの側面から新たな取り組みを進めます。これまで以上に、共同開発の枠を超えたバリューチェーン全体における協力関係を築くことで、消費者のニーズに応えつつ、社会的価値の創出を目指します。

期待される成果

ロック・フィールドとカゴメの提携による新たな取り組みは、単に商品開発だけでなく、みんなが安心して野菜を取り入れられる食卓づくりに寄与します。これにより、消費者が持つ「野菜には素晴らしい力がある」という理解を深め、より多くの人々が健康的な生活を享受できることが期待されています。これからの展開にぜひご注目ください。