大麦100%の新たな挑戦！旅する日本酒《800 大麦〈天盃〉》の魅力

新たな日本酒文化の提案

日本酒の新しい形が、2025年12月11日に登場します。それは、国産大麦100%から作られた《800 大麦〈天盃〉（ヤオオオムギテンパイ）》という新感覚の醸造酒です。

このお酒は、京都の株式会社Linnéと福岡の焼酎蔵・株式会社天盃が共同で開発したもので、麹の技術を活かし、今までにない発酵文化を提案しています。実は、今回が世界初の試み。大麦は、私たちが日常で楽しむさまざまなお酒、例えばビールやウイスキーの原料として広く知られていますが、今まで日本酒の原料にはなりませんでした。これに着目し、両社はコラボレーションをもってこの革命的な酒を誕生させました。

大麦と麹の融合

《800 大麦〈天盃〉》は、福岡県南部の筑紫平野で生産される「はるか二条」という品種の大麦から作られています。この大麦は、ふくよかな風味を最大限に引き出す特性があります。そこに、LINNÉが独自に開発した多素材麹の技術を融合させ、洗練された風味と透明感を持つお酒が完成しました。

豊かな味わい

口に含むと、スミレやラズベリーを思わせるエレガントな香りが広がり、温かな甘さと清涼感が感じられます。白麹によるクリアな酸味と繊細な甘みが絶妙に調和し、最後には大麦特有の芳醇な旨みが後を引きます。この多層的で農作物に根ざした味わいは、特に食事とのペアリングにおいて新しい体験を提供します。

開発の背景

このプロジェクトは、ユネスコに登録された日本の「麹を用いた伝統的な酒造り」の影響を強く受けています。日本の発酵文化が注目される現代、この新しい挑戦は、原料米不足の解決策とも位置づけられており、持続可能な酒造りの未来を提案しています。

世界へ

既に《800 大麦〈天盃〉》は、海外2カ国への輸出が決定しており、世界的展開も意図されています。この新しい形の醸造酒は、日本の伝統的な酒づくりを背景にしながらも、まったく新しい未来を取り込もうとしています。

まとめ

大麦を使用した新たな酒の形である《800 大麦〈天盃〉》。日本の魅力を世界へ発信し、日本の食文化をさらに豊かにする可能性を秘めています。ぜひ、新たな発見を求めて、この新しいお酒を手に取ってみてはいかがでしょうか？

一般販売は12月11日より開始で、ぜひとも一足早くお楽しみください。こちらのオンラインショップよりご購入いただけます。隠れた名酒が、あなたの食卓を彩る素敵な一品になることでしょう。