まん福ホールディングスが新たな和食ブランドを承継！食文化の拡大へ

まん福ホールディングスが浜松の食文化を引き継ぐ

2025年10月31日、まん福ホールディングス株式会社が株式会社フード・フォレストの事業を承継することが発表されました。これにより、まん福HDは国内での事業基盤をさらに強化し、食に特化した企業としてのポジションを確立します。

フード・フォレストについて

フード・フォレストは、「和ごはんとろろ屋」と「とんかつ八兵衛」という2つの飲食ブランドを運営しています。「和ごはんとろろ屋」では、健康志向を重視した和食の定食メニューを提供しており、中高年層を中心に多くの女性顧客から支持を受けています。自然食をテーマに、山芋や魚、新鮮な野菜をふんだんに使った料理は、消化にも優しく、どなたでも安心して楽しめる内容が魅力です。

一方、「とんかつ八兵衛」は、鹿児島県の健康豚を使った本格的なとんかつを提供することで、男女問わず幅広い年代のお客様から愛されています。地域に密着した運営を行い、ランチやディナーともに多くの人々に利用されています。

承継の意義

まん福ホールディングスの承継により、グループ内の水産・総菜事業と外食事業のシナジーを生かして新しいビジネスモデルを構築することが期待されています。「中食」と「外食」をつなげることで、より多様な食の提供を実現し、食文化の活性化に寄与することを目指します。

経営面でも大きな変化があり、フード・フォレストに新設された社長ポジションには、東海エリアから初めて外部メンバーが就任することとなり、地域に根ざした経営体制の強化に寄与することでしょう。今後は、供給から調理、提供に至るまでを一元化して行うことが可能となり、健康志向の市場での競争力が一層高まると考えられています。

新たなリーダーのコメント

フード・フォレストを承継するにあたって、代表取締役の九嶋広一氏は、「前オーナーの想いを大切にしながらお客様に『健康』と『感動』を提供する」と強い意志を表明しました。従業員たちと共にフード・フォレストのさらなる成長を目指すという言葉は、経営哲学の一端を垣間見ることができます。

まん福HDの加藤智治社長もこの承継に感謝し、グループの統合的な展開強化を期待していることを明かしました。食と地域の活性化に寄与する姿勢は、今後の展望にわくわくさせるものがあります。