無印良品が、天然素材である「イ草」を用いたインテリア雑貨を発表しました。2月19日(水)から全国の無印良品店舗及びネットストアにて、クッションやまくら、ラグなどのアイテムが順次発売されます。無印良品は「感じ良い暮らしと社会」を目指し、日常生活をより豊かにする商品を提供することに力を入れています。地域の伝統技術や持続可能な製品の開発も視野に入れ、天然素材を使用した商品の開発を継続しています。
「イ草」は、多くの日本人になじみ深い素材です。一般的に、イ草は緑色に着色されていますが、無印良品の商品に使用されるイ草は、あえて自然の色合いと風合いを大切にした加工を施されています。イ草は吸放湿性や通気性に優れ、特に湿気が多い夏場に快適さを提供します。そのため、畳がなくてもイ草の心地よさを手軽に感じられる商品は、多くの支持を集めています。
商品のラインナップについてですが、中でも注目を集めるのは「イ草 円座クッション」や「高さ調整可能なイ草まくら」、「イ草 ごろ寝マット」です。今年は新たに「イ草 ねござ」と「イ草 ミニクッション」も追加されました。
「イ草 ねござ」は、リビングや寝室はもちろん、レジャーシーンでも使えるシートとして活躍します。特に九州地方では、昔から夏の暑さをしのぐためのアイテムとして定番でした。収納も簡単で、丸めてしまえば隙間に収められます。
また、「イ草 ミニクッション」は、布のふちどりをなくし、端までイ草の感触を楽しめるデザインが特徴です。中材には、もともと捨てられる予定であったイ草を活用しており、しっかりとした固さがくせになると好評です。これにより、背当てとしても使用できるため、あらゆるシーンで活用できます。
無印良品は今後も、「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、持続可能な素材を活かした新商品を開発し続けていくとしています。無印良品の新たな取り組みとして、これらのイ草商品がどのように生活の質を向上させていくのか、期待が高まります。これからの季節、心地よいイ草を取り入れて、毎日の暮らしをより豊かにしていきたいですね。