万博での快進撃!新たな食体験「かるあげ」
2025年9月、現在開催中の「大阪・関西万博」で、株式会社エヌ・ディ・シーが出店したキッチンカー「かるあげ」が大きな話題を呼んでいます。約84,463食を売り上げたこのブランドが、残り30日を切った今、10万食を目指すという挑戦を続けています。
消費者向け市場への初挑戦
エヌ・ディ・シーは、元々B2Bを中心に展開している小規模食品メーカー。しかし、万博という大型イベントを機に消費者向けブランドへの初挑戦を決意。米と大豆を主成分としたプラントベース食品「かるあげ」を開発し、そのユニークなコンセプトで多くの来場者を魅了しています。特に「かるカツ」などの揚げ物メニューは、軽くてヘルシーな新しい食文化を体現しています。
「かるあげ」の特徴とは?
この「かるあげ」が支持される理由は、以下の3つの価値観に由来しています。
1.
軽さ:揚げ物を食べても胃にもたれず、食後も爽快感がある。
2.
ヘルシー:PFCバランスに配慮した設計で、しっかりとしたたんぱく質を摂取でき、ダイエットを気にする方にもおすすめ。
3.
優しさ:植物性の原材料のみを使用し、動物性の材料は一切含まれていません。アレルゲンは大豆と小麦に限られ、安心して食べられます。
これらの特長から、幅広い世代の来場者に好評を博しています。
人気メニューの紹介
「かるあげ」は、様々なメニューを提供していますが、中でも特に人気のメニューをいくつかご紹介します。
かるカツバーガー
1日約300食を販売するこのバーガーは、トマトやキャベツ、特製ソースと共に、揚げたての「かるカツ」を新鮮なバンズに挟んだ逸品です。驚くほどの満足感を提供し、「肉でないのに満足感がすごい」と多くの来場者が賞賛しています。
かるカツランチBOX
このお弁当は、かるカツのサンドイッチに加え、もう一つのかるカツ、シャキッとしたレタス、揚げたてポテトを組み合わせた贅沢なランチボックスです。手軽にボリューム満点の食事を楽しむことができます。
冷やしかるカツうどん
新感覚の夏向けメニュー。冷やしうどんにジューシーなかるカツを合わせたこの料理は、暑い夏でも食欲をそそります。
すべてのメニューが動物性原料を使用せず、安心して食べられることが魅力です。
お客様の声
来場者からは、「すごくおいしかった。正直、驚いた」との感想や、「子どもが気に入ったようで、家でもまた食べたい」といった声が寄せられています。また、「ほぼ毎日通っている。一番おいしい」とおっしゃる方もいるほど。それだけ多くの方に支持されていることがわかります。
冷凍かるカツの展開
万博人気を受けて、冷凍かるカツの販売も進めています。業務用として利用できるこの商品は、衣付きで冷凍状態で提供され、簡単に高品質なプラントベースのカツを提供することができます。カツ丼やカツカレーだけでなく、サンドイッチやバーガーにも活用され、外食や給食の現場でも導入が進んでいます。
未来への展望
「かるあげ」ブランドは、万博期間中にその魅力を広く発信予定です。また、国内外での飲食店や給食、卸業者との取引を通じて、より多くの人々に「軽くておいしい」新しい食体験を提供することを目指し、さらなる成長を続けます。
プラントベースの新たな食文化を体現する「かるあげ」。今後の展開に目が離せません!