「つよいこグラス」が初のガラス食器でキッズデザイン賞を受賞
子どもたちの感性を育むためにデザインされた「つよいこグラス」が、ガラス食器として初めて第19回キッズデザイン賞を受賞しました。この受賞は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が毎年主催するもので、デザイン部門において産み育てやすい製品が評価される中、アデリア株式会社が製造したつよいこグラスが選ばれたことは、子ども向けのガラス食器としての先進性を示しています。
つよいこグラスとは?
「つよいこグラス」は、2007年に誕生した子ども向けの食器シリーズです。このシリーズは、「ガラスの器で育むこどもの感性」をコンセプトに掲げており、親や保育士としての視点から物を大切に扱うという経験を大事にしています。特に、このグラスは物を丁寧に扱うことの価値を教えるためにデザインされており、子どもたちが日常的に使いやすいように工夫されています。
ガラス製品であるため、割れる心配があり子どもには遠ざけられがちですが、「つよいこグラス」は逆にその素材の良さを子どもたちに体感させることを重要視しています。グラス中央に施されたくびれのデザインは、小さな手でもしっかり持つことができ、使いやすさを追求しています。
受賞の背景と今後の展望
この度の受賞について、アデリア株式会社のマーケティング部コミュニケーションデザイングループの木下慶二さんは、「約20年にわたって多くの家庭に愛用されているロングセラーシリーズとして、今回の評価はその証」と語っています。特に、昨年新たに登場した「つよいこグラスL」は、大人と子供が一緒に使用できるサイズで、家族全員が楽しく食育に参加できるよう進化しました。
木下さんは、受賞が多くの消費者の共感と支持に基づいたものであり、今後も「つよいこグラス」を通じてこどもたちの豊かな感性を育む製品やサービスを提供していく姿勢を示しています。
キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、2007年に創設され、「子どもたちが安全に暮らせる環境を提供する」ことや「感性や創造性豊かに育つ社会の実現」を目的としています。この賞は、子ども用に特化した製品のみならず、一般向け製品でも子どもや子育てに優しいデザインが評価されるため、さまざまな分野の製品が対象となります。
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このように、「つよいこグラス」は、信頼できる素材でありながら、使用しやすく、見た目にも美しい食器として、今後も多くの家庭に愛され続けることでしょう。