フードロスを救うアイスクリームブランド「n!ce cream」がクラファンに挑戦中！

フードロスを救う新しいアイスクリーム「n!ce cream」

2025年7月21日、たった1日でクラウドファンディングの目標金額300％を達成した「n!ce cream」。このブランドは、廃棄される運命にあった農産物や余剰生乳を再利用し、新たなアイスクリームへと生まれ変わらせることを目指しています。

日本では毎年、見た目やサイズが理由で市場に出回らず、廃棄される農産物が多数存在しています。農林水産省のデータによると、令和5年度の野菜の収穫量は200万トンにも関わらず、多くが出荷されません。これは非常にもったいないことです。

「n!ce cream」は、これらの“もったいない”食材に再度光を当て、アイスクリームとしておいしく再利用することで、食材を無駄にしない前向きな未来を提案しています。これまでに、約800kgの農産物をアップサイクルしており、すでに30以上の農家と連携を持ち、30種類以上のフレーバーを提供しています。

クラウドファンディングの背景

「n!ce cream」がクラウドファンディングを開始した理由は、製造体制の拡充と販路の拡大にあります。小規模なOEM製造では対応しきれない需要の増加が課題となり、これまでの製造・保管・配送のキャパシティが限界に達していました。新たな加工設備や冷凍保管施設の整備が必要不可欠な状況です。

クラウドファンディングは、2025年7月21日にCAMPFIREで始まり、わずか24時間で目標金額の300％を達成。このプロジェクトは8月31日まで続き、達成額に応じて製造ロットの拡大や新フレーバーの開発も考慮されています。最終的には300万円を目指し、資金は製造費用や保管設備の確保、HPのリニューアルなどに使用される予定です。

「n!ce cream」の魅力

「n!ce cream」は、食品としておいしさだけでなく、その背景にあるストーリーや農家とのつながりを大切にしています。アイスクリームの製造には、神奈川県小田原市の農家から調達された新鮮な食材が使用され、加えて千葉県の牧場からは余剰の生乳を活用しているため、無駄がありません。こうした取り組みが、多くの共感を呼び、SNSでの拡散にもつながっています。

また、食材が持つ価値を再認識し、サステナブルな未来の実現を目指すn!ce creamは、今後の展開が非常に楽しみです。公式オンラインストアやInstagram、Facebookでも情報を発信しており、身近なところから彼らの活動を支援できる機会が増えています。

「もったいないを減らし、おいしいを増やすアイスクリーム」として、n!ce creamはさらなる挑戦を続けていきます。このプロジェクトへの支援は、私たちが見過ごしがちなフードロス問題に対する意識を高める一歩とも言えるでしょう。

公式なオンラインストアやSNSで最新情報をチェックし、応援していきましょう！

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「n!ce cream」の挑戦から目が離せません！