D2Cブランド「THE ROAST BEEF」が新生プロジェクトを始動
株式会社デクノバースが手がけるD2Cブランド「THE ROAST BEEF」が、設立から5周年を迎える中、新たに「UP!FEAST(アップ!フィースト)」というアップサイクルブランドをスタートしました。このプロジェクトは、年間5トンに及ぶ製造段階での端材を有効活用し、食品廃棄物問題の解決を目指しています。第一弾商品として登場したのは、牛肉100%の“やわらかカルパス”「旨みビーフ」です。クラウドファンディングを通じて、先行販売として提供されることになりました。
フードロスの解決に向けた新たな挑戦
「THE ROAST BEEF」は、2020年のコロナ禍に人気を博した家庭用ローストビーフのD2Cブランドで、これまでに累計15,000個以上を販売してきました。しかし、製造過程では「形が不揃い」や「規格外」という理由で、毎年約5トン以上のフードロスが発生しています。これに対して「黒トリュフ濃厚ミートパイ」に一部活用してきたものの、根本的な解決には至っていませんでした。
また、顧客からは「もっと手軽に楽しめる商品が欲しい」や「贈り物に適した小分け商品があればいい」といった声も寄せられ、これらのニーズに応える形で《UP!FEAST》プロジェクトが立ち上がったのです。
《UP!FEAST》の目的と展望
「UP!FEAST」は、「フードロスを、おいしく、たのしく、解決する」というテーマを掲げ、製造された端材を無駄にせずに美味しい製品を作ることを目指しています。開発チームと提携した企業が協働し、再利用の概念を前向きに捉えた商品作りを進めています。今後はギフト商品やパーティーフードなど、多様なアップサイクル商品ラインナップを展開する予定です。
第一弾商品「旨みビーフ」の特長
プロジェクトから誕生した「旨みビーフ」は、北海道産の厳選された牛肉を使用した新感覚のカルパスです。一般的なカルパスの硬い食感とは異なり、しっとりと食べやすく、口の中で味わいが広がるのが特徴です。製造に際しては、北海道の苫小牧にある老舗メーカー「苫小牧ハム」と連携し、スモーク時間や温度、挽き方を徹底的に検証しました。試作は数十回にわたり行われ、完成したのは2種類の味わいです。
- - UMAMI BEEF 匠(たくみ)
- - UMAMI BEEF 豊薫(ほうくん)
どちらも「濃厚なのに重くない」という設計で、お酒との相性も抜群。自分へのご褒美や贈り物にも適した一品に仕上がっています。
クラウドファンディングの情報
このプロジェクトは、製造費用および今後のアップサイクル展開の初動資金を集めるため、クラウドファンディングを介して先行販売を行っています。「旨みビーフ」のセット販売の他、試食交流会や特別イベントへの参加など、多様なリターンを用意しており、ぜひ多くの方に参加していただければと思います。詳細は、
こちらのURLからご確認ください。実施期間は2025年5月1日から5月30日までです。
今後の展望
今後、「THE ROAST BEEF」は、《UP!FEAST》を通じて「美味しさ」と「サステナブル」を両立させた食の可能性を広げていくことを目指しています。そして、私たちの願いは、「誰かの『美味しい』が、誰かの『幸せ』になること」。この第一歩を皆さまと共に踏み出せたら嬉しいです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社デクノバース
- - 本社: 東京都世田谷区三宿1-6-3 マイルストーンビル1F
- - 設立: 2010年5月14日
- - 資本金: 7,770,000円
- - 代表者: 代表取締役 平川歩夢
- - URL: デクノバース
この新たな試みに、ぜひご注目ください。