日本初の紹興酒
2025-07-15 16:03:38

紹興酒界の新星!「古越龍山」が日本初のグランプリ獲得

紹興酒界の新星!「古越龍山」が日本初のグランプリ獲得



祝福のニュースが、紹興酒愛好者の間で話題を迎えています。2023年、「古越龍山」ブランドの「金龍」と「善醸仕込み」の2つの製品が、食品・飲料の評価制度「ジャパンフードセレクション(JFS)」で、日本初の紹興酒としてグランプリを受賞しました。この偉業は、長い歴史を持つ紹興酒の魅力が日本市場で高く評価されていることを示しています。

受賞の背景



株式会社永昌源が展開する「古越龍山」は、中国を代表する世界的な紹興酒ブランドです。1948年に埼玉県深谷市で創業された永昌源は、元々は中国酒の普及を目指してスタートし、2008年から日本市場向けに「古越龍山」を展開しています。今回の受賞は、ただの製品評価にとどまらず、味わいや原料の選定、安全性に合格することに加え、日本の消費者の嗜好に適した商品設計が評価された結果です。

日本フードアナリスト協会が主催する「JFS」は、食品や飲料の質を多角的に評価し、グランプリ、金賞、銀賞、銅賞が選出されます。審査には専門知識を持つフードアナリストが参加し、消費者の視点を重視しています。そのため、受賞商品は信頼性と高品質の証として、流通業界や消費者から注目されるわけです。

製品の特徴



「金龍」は、貯蔵5年の原酒を主体に作られ、スムーズで芳醇な甘みを楽しむことができます。その高級感溢れる赤と金のパッケージが目を引きます。一方、「善醸仕込み」は、仕込み水に老酒を使用した特別な製法により、濃厚で上品な甘さと華やかな香りを備えています。この紹興酒はロックやハイボールなど、さまざまな楽しみ方が可能で、若い世代やカジュアルな飲用シーンにマッチしています。

大山社長のコメント



受賞を受けた永昌源代表取締役社長の大山拓郎氏は、「金龍」と「善醸仕込み」のグランプリ受賞を「大変光栄」と感じており、支援してくれたすべての顧客様に感謝の意を表しました。彼は、伝統的な紹興酒の製造技術を守りながら、日本の若者に合う製品開発を進めていく意欲を語っており、「古越龍山」の伝統と革新を融合させた製品を通じて、紹興酒文化の発展にも貢献していく考えです。

永昌源の歴史



永昌源は、戦後の混乱期に中国からの引き揚げ者が持ち帰った醸造技術を使って創業しました。当初は輸入が困難であった中国酒の国内製造・販売を目指し、日本における中国酒の普及に尽力してきました。2002年にキリングループに入ったことで全国的な展開が実現し、現在も中国酒文化の発展に寄与しています。

まとめ



「古越龍山金龍」と「古越龍山善醸仕込み」は、ただの飲み物以上の存在です。日本市場でのニーズに応じた工夫と努力の結晶として、今後もさらなる発展が期待されます。紹興酒を未経験の方にも、この受賞を機にその魅力に触れていただけることを願っています。美味しさに加え、社会的な文化を体験できる「古越龍山」をぜひお試しください。


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