神戸女子大学とフジッコが手掛ける豆アイス、Z世代を魅了する新しいスイーツ登場

豆アイスで楽しむ新しいおいしさの提案

神戸女子大学とフジッコ株式会社がタッグを組み、2023年9月から新たに開発した豆アイスが話題になっています。このプロジェクトは、製品化されなかった豆を利用し、若者に向けた新しいスイーツを提案するものです。授業の一環として、Z世代が求める商品を具体化するため、学生たちはアイデアを出し合い、実際にアイスを開発しました。

このアイスはただのスイーツではありません。日々忙しく過ごすZ世代が、ほっと一息つける瞬間を提供することを目指しています。そのため、学生たちは「どんなシーンで食べると嬉しいか」をしっかりと考えました。これがアイスの商品開発にどのように活かされたのか、詳細を見ていきましょう。

商品開発の背景

フジッコの豆の魅力を、アイスという新しい形で世に送り出そうという企画は、環境にも配慮したアップサイクルの一環です。学生たちは「豆のやさしい甘さ」と「かわいらしい見た目」をテーマに掲げ、商品化に向けた試行錯誤を重ねました。

全13回の講義で、学生たちは市場調査やマーケティングの手法を学び、4つのグループに分かれて進められるプロジェクトに取り組みました。各グループは「ターゲット」「食シーン」「提供価値」を選び、具体的な企画を立てました。たとえば、友人や家族と楽しむための一口サイズのアイスや、日々の疲れを癒すための贅沢な和の味わいが求められました。

試食会の実施

2025年8月10日(日)にはオープンキャンパスに合わせて、試食会が開催されます。このイベントでは、豆アイスの魅力が直接体験できるチャンスです。350名分の試食が配布され、様々な豆アイスが紹介される予定です。特に注目は「きんとき豆うさぎミルクきんとき」と「きんとき豆うさぎ抹茶きんとき」。どちらも、心を癒す柔らかな甘さを持ち、女性にも人気を得ることでしょう。