洋菓子の世界大会で日本が2連覇を達成!
2025年、フランス・リヨンで開催された「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」において、日本代表チームが見事、2連覇を達成しました。この大会は、各国のパティシエたちが技術と創造力を競い合う、スイーツ界のワールドカップとも称される名誉あるイベントです。
日本の強み「技術力」と「表現力」
日本代表チームは今回、テーマ「Land of the Rising Sun(亡国)」を基に、それぞれの作品を通じて日本文化の深い魅力を表現しました。中でも、フローズンデザートを担当した宮﨑龍シェフが手がけた「独楽」は、見た目の美しさはもちろんのこと、味わいにおいても杏や木頭ゆず、アーモンドを用いて日本らしい香りを再現しました。
また、氷彫刻部門での「錦鯉」を題材にした作品では、流れるようなラインを意識し、大小2匹の鯉が泳ぐ様子を見事に再現。これらの作品は審査員たちから高評価を得て、日本の伝統文化への深い理解と解釈が称賛されました。
数々の国の強豪を抑えた勝利
今大会には、フランスやマレーシアをはじめとした18か国が参加し、それぞれの国が持つ独自の文化を巧みに表現した作品が揃いました。その中で、日本チームは強豪を押しのけ、見事な勝利を収めることができました。
日本代表選手と監督
日本代表チームのメンバーは以下の通りです:
- - 籏 雅典(アクアイグニス コンフィチュール アッシュ/三重)
- - 的場 勇志(美十/京都)
- - 宮﨑 龍(ブライド・トゥー・ビー エルダンジュ/名古屋)
また、監督の冨田大介は、チーム全体を率いる重要な役割を果たしました。
大会の成り立ちと意義
「クープ・デュ・モンド」は、1989年にフランスの著名なパティシエであるガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立され、以降2年ごとに開催されています。各大陸予選を勝ち抜いたパティシエたちが集まり、最も優れたスイーツの腕前を披露する場として、多くの人々に愛されています。
宮﨑龍シェフの経歴
宮﨑龍シェフは、株式会社ブライド・トゥー・ビーでシェフ・パティシエを務める実力派。愛知県出身で、飲食店での経験を経てパティシエの道に進みました。大会出場は過去最多の8回に及び、16年以上もの挑戦を続けてきた経験豊富なパティシエです。
日本代表の今後の展望
今回の2連覇達成は、日本のパティスリー界においても大きな意味を持ちます。宮﨑シェフたち日本代表チームの活躍が、今後さらに多くの若い世代のパティシエたちに刺激を与え、日本のスイーツ文化を世界に広めていくことでしょう。
この快挙は、ただ技術を競うだけでなく、文化や伝統を通じて互いに理解し合う機会ともなります。これからの日本のパティスリー界にも期待が高まるばかりです。