酒類業界の新たな進化、ファイル配信サービスがJIIMA認証を取得
近年のデジタル化の進展とともに、酒類・加工食品業界においても情報の効率的な管理が求められています。そんな中、株式会社ファイネットが提供する「ファイル配信サービス」が、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)による「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しました。このことは、業界における情報共有の基盤に大きな影響を与えることでしょう。
JIIMA認証とは?
JIIMA認証は、市販のソフトウェアやソフトウェアサービスが電子帳簿保存法の要件に合致しているかを審査し、認証を与える制度です。電子取引を行う企業にとって、この認証は安心して利用できるシステムであることを示す重要な指標となります。ファイネットの「ファイル配信サービス」は、この厳しい認証を通過し、信頼性の高いサービスとして位置づけられました。
取得した認証番号は623600-00、認証の有効期限は2027年12月25日までです。この認証を受けたことで、業界内での信頼度が一層高まることは間違いないといえるでしょう。
「ファイル配信サービス」とは?
「ファイル配信サービス」は、企業間での帳票(ビジネス文書)の電子化を実現するためのサービスであり、従来のEDI(電子データ交換)サービスと同様の機能を持ちます。送信側は、ファイネットにデータを一度に送信するだけで、受信側へPDF形式の帳票をWebやメールで配信可能です。特に、郵送にも対応しているため、受信側のニーズに合わせて柔軟に配信手段を選べるのが特徴です。これにより、送信側の完全な電子化が達成されます。
このサービスでは、酒類・加工食品業界の特性に合わせた各種帳票形式に対応しており、標準書式の他にも企業ごとの個別帳票にも対応可能です。これにより、業界内での取引が一層円滑に行われることが期待されます。
ファイネットについて
ファイネットは1986年に設立され、冷凍食品業界の情報基盤を提供する企業としてスタートしました。現在では、酒類・加工食品業界において約2,300社が会員企業として加入し、大規模なデータ交換を行っています。年間のデータ交換総量は約32億件にも及び、業界内でのデータ管理の効率化に貢献しています。
まとめ
ファイネットの「ファイル配信サービス」は、業界のデジタル化を加速させるだけでなく、JIIMA認証を取得したことで、信頼性が強化されました。今後、さらに多くの企業がこのサービスを導入することにより、酒類・加工食品業界全体の電子化が進むことが期待されます。この流れの中で、ファイネットがどのように業界に貢献していくのか、今後の展開から目が離せません。
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