TAKATORIプロジェクト
2025-08-13 11:09:12

福井県小浜市の伝統を発信するTAKATORIプロジェクトがJAPAN EXPO MALAYSIA 2025に出展

2025年7月、マレーシアのクアラルンプールで開催された「JAPAN EXPO MALAYSIA 2025」において、福井県小浜市発のTAKATORIプロジェクトが盛況のうちに終了しました。このプロジェクトを主導したのは、有限会社高鳥紙業で、地域の伝統技術や食を広めるための合同ブースを展開しました。

TAKATORIプロジェクトについて


TAKATORIプロジェクトは、福井県小浜市の高鳥紙業を中心とし、日本各地から集まった伝統企業5社によるコラボレーションです。それぞれの企業が持つ職人技と文化を活かし、マレーシアにおいて日本の食文化や美意識を発信しました。

出展した企業とその主な製品は以下の通りです:
  • - 高鳥紙業: 和のカトラリーグッズや、現代的な食卓を演出する「はしおり」。
  • - 小浜海産物: 発酵調味料「雲丹醤」で知られる、魔法のようなうにソース。
  • - ひらの伊: 400年以上の歴史を持つ若狭塗りの箸を提供。
  • - 酒のメガテン: 長野の自然から生まれた、日本酒。
  • - 山茂(Yamashige): 豊洲市場の干し貝柱、料理で重宝される素材。

はしおり体験が人気


TAKATORIブース内では、来場者が体験できる「はしおり(箸折)体験ワークショップ」を実施しました。このワークショップでは、和紙を使った折りの文化を実践し、参加者から多くの好評を得ました。また、展示ステージでの実演も行われ、訪れた人々が和文化に直接触れる機会となりました。

このイベント中に得たリアルな反響も非常に前向きでした。現地の飲食店バイヤーやギフトショップのオーナーと多くの商談が成立し、和食文化の関心の高まりが確認されました。特に、日本のカトラリーや食演出ツールが求められている動きが感じられる一日となりました。

今後の展望


TAKATORIプロジェクトは、マレーシア及び東南アジア市場への本格的な展開を計画しています。特にギフト需要や日本食レストラン向けに販路開拓を推進し、地域に根づいた日本ブランドとしての認知度をさらに高めることが目標です。高鳥紙業は今後も、伝統の「包む文化」を象徴として、日本の美意識と機能性を交えた製品を世界へ届けることを目指します。

会社概要


有限会社高鳥紙業は1971年に設立され、シールやラベル、パッケージ、食品関連商品などの製造・販売を行っています。所在地は福井県小浜市で、公式ウェブサイトも運営中。日本の文化を大切にしながら、新たな商品開発にも挑戦しています。


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