待っています!とっておきの大麦レシピ
全国精麦工業協同組合連合会(全麦連)が主催する『第2回学校給食向け国内産大麦レシピコンクール』が開催されます。このコンクールは、管理栄養士や栄養士を対象として、国内産の大麦を使用した魅力的な給食レシピを募集するもので、2025年7月15日から応募が始まります。
大麦の食文化を育むチャンス
このコンクールには、2つの部門があります。「既存レシピ部門」では、各自治体の「給食標準献立」や、子どもたちに人気のある給食のレシピを募集します。一方、「創作レシピ部門」では、新たにアレンジされたオリジナルレシピが対象です。
優れたレシピには、審査基準に基づき評価され、各部門で最優秀賞には3万円分の図書カードが、特別賞には1万円分の図書カードが贈与されることになっています。
食物繊維の重要性
子どもたちにとって、健康的な食生活は極めて重要です。特に、成長期に必要な食物繊維は腸内環境を整えるだけでなく、生活習慣病を予防する盾ともなります。大麦、特に米粒麦の食物繊維は精白米の約17倍ともいわれます。これにより、お米に大麦を3割加えた「大麦ご飯」を食べることで、子どもたちも手軽にしっかりとした食物繊維を摂取できるのです。
大麦を取り入れた食事の普及
全麦連は、このコンクールを通じて、学校給食を担当する栄養教諭や栄養士たちに、大麦の素晴らしさを生かした美味しくて健康的なレシピの考案を促すことを目指しています。食物繊維が豊富な材料を使った給食は、未来の健康な食習慣を育てる大きな力になります。
コンクールの基本情報
- - 応募期間:2025年7月15日(火)~ 9月15日(月)
- - 応募条件:管理栄養士または栄養士の資格を持つ方で、日本に居住していること。
- - 募集内容:国内産大麦(押麦、米粒麦、白麦、もち麦など)を使用した学校給食向けレシピ。主食、主菜、副菜、デザートなどジャンルは問いません。
- - 応募方法:オンライン応募フォームへの記入が必要です。
審査と発表
審査は、栄養価、おいしさ、独自性や創造性、手軽さの4つの基準に基づいて行われます。結果発表は2025年11月中旬を予定しており、受賞者には直接連絡があるほか、全麦連の公式HPでも発表されます。
全国の栄養士や管理栄養士の皆さん、この機会に大麦レシピのアイデアをぜひご応募ください。子どもたちの健康を守るための力強い一歩となります。