新たな発見が詰まった和え料理レシピ本『新装版和えるおかず』の魅力に迫る！

目新しい和えものの世界へようこそ

新しい料理法の魅力が詰まった『新装版和えるおかず』が5月22日に世界文化社から発売されます。料理家・坂田阿希子さんによるこの本は、67種類のレシピを通じて、和えものの持つ自由さと楽しさを再発見させてくれます。

主菜としての和えもの

「和えもの」と聞くと、私たちはしばしば白和えや胡麻和えといった副菜のイメージを抱きますが、坂田さんはこの概念を見事に覆します。本書で紹介されるレシピは、豚しゃぶとみょうがの胡麻和えや、牛たたきと焼きれんこんのシェリービネガー風味、さらにはまぐろのタルタルまで、バラエティ豊かです。どれも主菜として十分な存在感を持っており、白いご飯との相性も抜群。

和える料理の持つ多様性

食材同士が響き合い、重なり合うことで生まれる和えもの。野菜のしんなり感とカリカリのナッツが組み合わさり、揚げたての魚と冷たい野菜が共存する一皿は、新たな味わいの発見をもたらします。それぞれの食材が持つ温度や食感、香りが交じり合うことで、料理を楽しむ以上の体験が待っています。

国を超えた和えものの数々

さらに驚くべきは、和えものが和風の枠を超えた新しいアイディアを提供する点です。本書では、タイ風牛たたき、ナッツ和えの焼き玉ねぎ、韓国風人参和えなど、国を問わず多様なスタイルのレシピが掲載されています。このような自由な発想で生まれた和えものは、家庭の食卓を一層楽しいものにしてくれるでしょう。

坂田阿希子さんのプロフィール

坂田阿希子さんは、フランス料理の経験を経て独立した料理家です。彼女は2019年に「洋食KUCHIBUE」、2022年には「BONJOUR KUCHIBUE」をオープンし、2025年からはオンライン料理教室「坂田料理塾」を主宰する予定です。その活躍は書籍や雑誌、テレビに広がり、常に新しい美味しさを追求しています。