タカキベーカリーが生み出した20周年記念の新商品「石窯THEホワイト」とは？

タカキベーカリーの新商品「石窯THEホワイト」発表！

2025年5月1日、広島県のタカキベーカリーが石窯シリーズ20周年を記念して、新作「石窯THEホワイト」を発売しました。この新商品は、20年間のパン作りの集大成とも言えるもので、上質な素材と技術が結集しています。

原点回帰のパン作り

タカキベーカリーは、2005年に石窯シリーズをスタートさせ、以来、その独自の手法で多くのファンを魅了してきました。「石窯パンのよさとは何か？」と自問自答し、選び抜いた素材を使用し、シンプルでありながら奥深い味わいのパンを作ることにこだわりました。

この「石窯THEホワイト」は、特に生地の水分をたっぷり含ませることに注意を払い、発酵を丁寧に行うことで、外はこんがり、中はしっとりとした食感を実現しています。

先進的な製品開発の背景

新商品に込められた技術は、製粉メーカーとの共同開発です。これにより、しっとり感を保ちつつ、時間が経ても焼きたての美味しさが楽しめるように工夫されています。数種類の小麦粉を、パンの種類に応じて配合比率を調整し、最適解を見出しています。

さらに、タカキベーカリーが誇る自社農園のぶどうから起こしたオリジナルのサワー種も使用。このサワー種は、アミノ酸が豊富で甘みや旨みを引き立て、他にはない風味が楽しめるようになります。このサワー種の開発には8年の歳月がかかり、その成果が「石窯THEホワイト」に反映されています。

低温長時間発酵

パンの風味を生み出すためには発酵が重要です。タカキベーカリーでは、低温での長時間発酵を採用しています。この方法により、生地がじっくりと熟成し、旨みや風味がアップしています。これらの工夫が全て結集し、完成したのが「石窯THEホワイト」なのです。

石窯パンに込めた思い

タカキベーカリーは、2005年に新たにオープンした岡山工場で、日本初の製パン工場に石窯を導入しました。それから、茨城、広島、神奈川に展開し、現在では「石窯シリーズ」が同社の基幹商品となっています。

この20年で培った経験と技術を武器に、タカキベーカリーはさらなる挑戦を続け、食卓に笑顔と幸せを届けるパン作りに励みます。新商品「石窯THEホワイト」が、食卓でどのように活躍するのか、多くの人々の日常に寄り添っていくことを願っています。