株式会社増田製粉所は、フランス・リヨンで開催される「シラ国際外食産業見本市2025」に初出展することを発表しました。この展示会は、2025年1月23日から27日の間に開催されるもので、世界中の外食産業関係者が集結する重要なイベントです。約4,000社以上が出展し、新しい商品やトレンドを共有し合います。そして、増田製粉所はこの機会を利用して、自社独自の製品を海外に紹介する絶好のチャンスと捉えています。
増田製粉所は、北海道産小麦を使用した新しい製品、「宝笠ドゥノール」と「赤煉瓦」をお披露目します。これらの製品は、フランスの消費者に対して、日本の製菓技術と小麦粉のクオリティをアピールする役割を果たします。「宝笠ドゥノール」は、ふんわりとした食感としっとりとした仕上がりが特徴で、主にロールケーキやカステラなどに用いられます。一方、「赤煉瓦」は、ザクっとした食感が際立っており、サブレやスコーンなどに最適です。
「シラ国際外食産業見本市」は、フランス・リヨンで2年ごとに開催される展示会であり、参加者は最新の料理や食材、製菓製品などを紹介し合う場です。その中でも、増田製粉所は過去110年以上にわたり製菓用小麦粉の研究と改良を進めてきました。特に、グルテンの形成を抑え、泡立てた気泡を優しく包み込む製法に特化しています。これにより、パティシエたちが求める厳しい要件を満たす製品を提供しています。
ここで特に注目されるのは、増田製粉所が開発した「宝笠ドゥノール」です。この小麦粉は、北海道の中間質小麦「きたほなみ」を使用しており、独特のもちもち感としっとり感を実現しています。そのため、和素材とも相性が良く、日本の職人から高い評価を受けています。灰分が0.40%で粗蛋白が8.5%という数値もバランスが取れており、多様な製菓に使用できます。
また、「赤煉瓦」は特にザクザクとした食感が特徴で、小麦の風味を強く感じさせる製品です。灰分は0.50%で粗蛋白は10.0%と、サブレやパイ、タルト、スコーンなどにぴったりです。この商品の開発過程では、原料の小麦を厳選し、一粒一粒丁寧に挽くことで仕上がりの質を高めています。
増田製粉所は、国際的なプラットフォームでの認知度を向上させるとともに、さらに多くの人々に自社製品を試してもらえることに期待を寄せています。新たな販路の拡大や海外進出を目指し、これからも挑戦を続ける所存です。2025年の「シラ国際外食産業見本市」での成功を通じて、より多くの消費者に日本のすばらしい製品を届けられることを楽しみにしています。
詳細については、増田製粉所のコーポレートサイトやブランドサイトでも情報を掲載しておりますのでぜひご覧ください。