「苺屋永井 あまい雫」誕生
群馬県高崎市を拠点にする株式会社ギブが、新たに立ち上げたいちごブランド「苺屋永井 あまい雫」。このブランドは、2025年3月4日から公式オンラインショップで販売を開始します。特に注目すべきは、主力商品である「アマイシズク」。その果実は、平均糖度17〜18度、最高で22.3度に達する濃厚な甘さが特徴です。桃のような華やかな香りも相まって、一口頬張るとジューシーな果汁が口内に広がります。この味はミシュラン二つ星シェフからも絶賛され、プロの料理人たちにも高く評価されています。
職人の情熱が生み出す極上の苺
「あまい雫」は、群馬県の厳しい自然環境で育てられ、その土地の気候に負けない力強い苺に育ちました。冬の寒さに耐えながら糖分を蓄え、凍結から身を守るために自己防衛機能を発揮。これによって生まれる深いコクと上品な甘さは、一度食べると忘れられないほどの存在感を持っています。
また、苺屋永井の栽培方法は、土耕栽培。この方法は時間と手間がかかるものですが、いちご本来の力を引き出すために、あえて選ばれています。農薬や水分を控えることでいちごは力強い根を張り、その結果、生命力溢れる味わいが実現されるのです。
独自の栽培スタイルが育む特別な味
近年は効率的な水耕栽培が主流ですが、苺屋永井はあえて土耕栽培を選びました。この選択が、いちごの味わいに深みを与えています。また、苗は通常よりも遅いタイミングでの植え付けが行われ、あまい雫の収穫時期は2月後半から始まり、3月に最盛期を迎えます。
さらに、「あまい雫」のいちごは一粒が大きく、その厚みも特徴の一つです。特に優品は40g以上とボリュームもあります。薄紅色の大きな苺は、美しい見た目でも注目され、季節のお祝い事や贈り物にも最適です。すべての商品にはオリジナルパッケージが用意されています。
誕生の背景と地域への思い
苺屋永井の創設者である永井正人は、江戸時代から続く永井家の14代目として、群馬県高崎市で農業を営んでいます。もともとは米と麦を生産してきた家系ですが、2014年に「お客様に笑顔を届ける作物を育てたい」という思いからいちご農家としての道を歩み始めました。永井氏は土耕栽培にこだわり、糖度が高い苺を生産するために努力を続けています。
このブランドは、2023年の炭疽菌被害を乗り越え、地域貢献企業である株式会社ギブとともに再生を図ることで誕生しました。医師でもある代表の佐藤拓氏は、長年永井農園を訪問して彼の情熱を認め、新たなブランドの立ち上げを決心。苺屋永井は、彼の努力と情熱の結晶なのです。
販売情報とアクセス
「アマイシズク」は公式オンラインショップ(
苺屋永井ECサイト)でも購入可能。インスタグラムでの情報発信も行っています。直接店舗での購入を希望する方は、高崎市矢島町にある直売所をご利用ください。営業時間は10:30から18:00までで、完売次第終了となります。
商品の価格は以下の通りです:
- - 【極み/70g以上】あまい雫 1粒入(桐箱入) 10,000円(税込)
- - 【特選/60g以上】あまい雫 6粒入(折箱入) 5,000円(税込)
- - 【優品/40g以上】あまい雫 12粒入(折箱入) 4,000円(税込)
- - 【特選/60g以上】あまい雫 12粒入(桐箱入) 10,000円(税込)
苺屋永井はその独自の風味と高品質で、多くの人々に愛されることを目指して、今後も活動を続けていくでしょう。是非、この機会に群馬の極上苺「アマイシズク」を楽しんでみてください。