人気急上昇のあんぱん
2025-05-20 09:28:28

13年の試行錯誤で人気急上昇!もち入り丹後のあんぱんの魅力を探る

13年の試行錯誤で人気急上昇!もち入り丹後のあんぱんの魅力を探る



京都の美しい名所、天橋立を訪れる観光客に、新たな楽しみを提供する名物が誕生しました。それが「もち入り丹後のあんぱん」。この看板商品は、13年間の努力と改良を重ねて、ついに2024年度にはなんと80,000個以上の販売を達成し、新記録を樹立することになったのです。この驚くべき数字は、地域の人々に愛され続けてきた証とも言えます。

もち入り丹後のあんぱんって?


「もち入り丹後のあんぱん」は、十勝産の小豆から作った粒あんを、もちもちのぎゅうひ餅で包み込んだ、食感も楽しめるあんぱんです。その愛らしいサイズ感と、はみ出すほどの具の量にこだわりがあります。手作業で一つ一つ丁寧に包まれ、日々最大800個を職人が焼き上げるその姿には、温かみと職人技が感じられます。お値段は1個270円で、観光客や地元の人々に喜ばれているのも納得です。

商品誕生の背景


「もち入り丹後のあんぱん」は、お菓子の館はしだてがリニューアルを行った時に、地域の方々に親しんでもらえる新しい商品として生まれました。2011年度に販売を開始した際は、焼き立てパンの一種として5300個の売上でしたが、3年後の2014年には地域の魅力を伝える代表商品としてのあんぱんに焦点を当てました。地元のお土産としての位置づけを目指し、和菓子の「知恵の餅」をヒントに、餅とあんこが絶妙に調和するようにパッケージやレシピを改良しました。こうして2012年に「もち入り丹後のあんぱん」としてリニューアルされ、提供が開始されたのです。

コロナ禍でも地域の支えに感謝


2020年、世界中が苦境に立たされる中、天橋立の新名物も例外ではありませんでした。コロナの影響で一時的に販売数が減少し、苦しい日々が続きましたが、地域の方々の応援があったおかげで、乗り越えることができました。それから数年が経ち、2023年には再び勢いを取り戻して販売数は急増。道の駅や他の店舗でも取り扱いが始まり、大きな成功へとつながりました。

新たな展望とメディアでの注目


今や「もち入り丹後のあんぱん」は、目覚ましい成長を遂げています。朝ドラでも取り上げられるなど、その名は広まり、多くのメディアに登場することにもなりました。2025年には京都の個性派ご当地あんぱん六選に選ばれるなど、注目を浴びています。これからも地域に根ざした商品として、さらなる成長が期待されます。

店長からのメッセージ


店長の黒田さんは、この商品に対する愛情を語ります。「たくさんの方に喜んでいただけることが本当に嬉しいです。私たちは大きな店舗ではありませんが、地域の皆さんやお客様のサポートのおかげで、目標を達成することができました。これからも一つ一つ丁寧に焼き、皆さんにお届けしていきます」と、今後の抱負を語ってくれました。

お菓子の館はしだて概要



「もち入り丹後のあんぱん」は、魅力あふれる小さな一品として、これからも人々の心に残る存在であり続けることでしょう。


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