フードロス削減を目指す美味しいマグロ惣菜の登場
最近、持続可能な食生活への意識が高まる中、マグロ専門卸のホクエイ食品と、豊洲市場を運営する株式会社 食文化が新たに展開する惣菜シリーズ『希菜 まれさい』が、注目を集めています。この商品は、気軽に美味しく食べることでフードロス削減に貢献できることを目指して開発されています。
『希菜 まれさい』の背景
豊洲市場では、年間約3,000尾ものマグロが流通していますが、その約30%の部位が低利用または未利用のまま残されてしまっています。これらの部位は、栄養価が高く美味しさも十分にあるのに、加工や調理が難しいために有効活用されていないのです。
そこで、ホクエイ食品の職人たちは「この部位を捨ててしまうのはもったいない」と考え、未利用部位を新たな惣菜として仕立て上げることを決意しました。それが『希菜 まれさい』です。この惣菜シリーズは、血合い、尾肉、頭肉、卵など、従来なら捨てられてしまう部位を利用し、豊洲市場ならではの技術を駆使して作られています。
手軽に楽しめるレトルト惣菜
『希菜 まれさい』は、常温で長期間保存可能なレトルト惣菜として展開されています。この形式は、日々の食卓に手軽に取り入れやすくするための工夫です。忙しい現代女性にぴったりのアイテムと言えるでしょう。
商品概要
- - 商品名:『希菜 まれさい』マグロの低利用・未利用部位 惣菜5種セット
- - 販売価格: 税込3,300円(送料込み)
- - 保存方法: 常温、製造より2年の長期保存が可能
- - セット内容:
- まぐろ黒身の生姜醤油煮
- ピリ辛ラー油のまぐろ卵とすり身のそぼろ煮
- メカジキ尾肉とまぐろそぼろのすき煮風
- まぐろ尾肉入り まぐろそぼろカレー
- まぐろ頭肉入り まぐろそぼろトマトカレー
今後の展望
今回の取り組みは、単なる商品販売にとどまらず、以下の観点からも意義があります。
- - フードロス削減:未利用部位を有効活用することは、環境保護や持続可能な社会への一歩となります。
- - 食習慣の再提案:日常的に魚を取り入れる習慣を提案し、健康的な食生活の促進を目指します。
- - シリーズ拡充と多用途展開:今後、学校給食や防災備蓄、さらにさらなる商品のラインナップを考えているとのことです。
新たに登場した『希菜 まれさい』は、持続可能な食文化を育むための第一歩として、ぜひ試してみたい商品です。美味しさだけでなく、環境への貢献を感じながら食卓に彩りを添えましょう。