忙しい体に優しい「薬膳の作りおきおかず」
年末を迎え、多忙な日々が続く中、健康を考えた食事が取り入れたくなる季節です。しかし、忙しさのあまり、栄養を考えた料理を作る余裕がないと感じる方も多いでしょう。そこで、主婦と生活社から12月19日に発売される『薬膳の作りおきおかず』がその解決策となってくれます。
簡単に美味しさを味わえる
この本では、普段使い慣れた食材を活用したレシピが満載です。難しい調理法は一切なく、日常の料理と同様に手軽に作れます。しかし、著者である西岡麻央さんは、各レシピにユニークな工夫を凝らしており、薬膳の効能を取り入れた美味しさを楽しむことができます。どのレシピも、毎日の食事に気軽に栄養をプラスするための工夫が詰まっています。
健康のための「効能」が明確
薬膳では、使用する食材にそれぞれ異なる効能がありますが、本書ではそれを特に意識して記載しています。明確に「効能」を理解することで、体調や気分に合わせたレシピを選ぶことができるのです。そして、作りおきすることで、いつでもすぐに美味しく食べられる利点も!
中医学の知識がひとつの本に
薬膳に関心があるけれど、どう学んだらよいか迷っている方にとっても、本書は大変役立ちます。中医学の基礎的な知識が体系的に学べ、難しいと感じていた薬膳がより身近に感じられるでしょう。季節ごとの過ごし方や注意点もコラムで紹介されており、日常生活に生かしやすく工夫されています。
西岡麻央さんの思い
著者の西岡さんは、2016年に国際中医薬膳師の資格を取得し、これまで多くの料理を通じて薬膳の魅力を広めてきました。彼女が強調するのは、「忙しいからこそ栄養をしっかりと摂ることが大切なこと」とのこと。忙しさに追われている現代人にとって、長続きする「作りおき」は非常に有効な選択肢です。
「作りおき」のアイディアを少しでも取り入れてみてください。最初からたくさん作る必要はありません。簡単にできる一品から始めてみることで、日々の食材がより鮮やかに、健康的に変わることでしょう。
食べることは心身の基本
忙しい日常の中で、食事は一生続く重要な行為です。そのため、体に良いものを積極的に取り入れましょう。薬膳には劇的な効果はないかもしれませんが、無理なく続けることで、少しずつ体調を改善する力があります。多忙でも実践できるレシピが詰まった本書は、心身のバランスを保つための素晴らしい手助けとなることでしょう。
西岡麻央さんの新刊『薬膳の作りおきおかず』をぜひ手にとって、忙しい毎日が少しでも楽になるヒントを見つけてください!