物価高でも絶好調!進化する冷凍食品とおつまみゾーン新設の魅力
食品業界におけるトレンドとして、人気を集めているのが冷凍食品とおつまみ。このたび、世界的に有名な食品展示会「JFEX(ジェイフェックス)」内に、それぞれ専用のゾーンが新たに設けられました。これにより、消費者の多様なライフスタイルやニーズに応えた商品群が注目されており、今後の市場動向を予測する上でも見逃せない存在となっています。
冷凍食品ゾーンの進化
冷凍食品の市場は、2025年には約1兆3,617億円に達すると予測されており、対前年に比べて4.4%の成長が見込まれています。特に、家計の厳しさが影響する物価高の時代に、消費者が求めるのは「コスパ」と「タイパ」を満たす商品です。
この冷凍食品ゾーンでは、シングルと共働き世帯の増加に伴い、時短調理ができる商品が求められています。また、業務用途でも人手不足を補う簡便な商品が人気を集めています。これまでの冷凍食品の概念を超え、主食とおかずが一皿に盛り付けられた新しいスタイルの冷凍食品や、地域ごとの特色を活かしたご当地グルメも豊富にラインアップされています。
さらに、物価高の影響を受けて価格の安定版の冷凍野菜や、手間いらずなカット野菜といった商品も支持を得ています。コロナ禍を経てその品質が再評価され、スーパーマーケットやコンビニでの取り扱いが拡大しているため、新たなトレンドが次々と生まれています。さまざまな食の選択肢が用意される中、冷凍食品が果たす役割はますます大きくなっています。
おつまみゾーンの魅力
そして、「おつまみ」ゾーンでは、アルコール市場が拡大する中で、その付加価値商品として注目されています。最近のアルコール市場では、健康志向が高まり、ノンアルコール飲料が話題を集めています。さらに、食事と相性の良い無糖飲料が人気を博し、低価格な発泡酒など様々な商品が次々と登場しています。
特に、糖質の有無が飲料選びにおいても影響を与えており、糖質を含む飲料には塩気のある肉類やスナック、無糖飲料には低脂肪の魚や高たんぱくのおつまみが選ばれる傾向があります。このような多様化するニーズに応じて、おつまみゾーンでは、ますます多彩なラインアップが期待されます。
おつまみゾーンは、世界中の酒類が集まる「ワイン・酒EXPO」内に設置されており、バイヤーにとっても新商品を効率的に紹介できる貴重な場となります。特に、百貨店やスーパーの酒類棚に並べたい飲食メーカーにとって、この展示会は大変魅力的な機会となっています。
展示会の概要
JFEXは年に二回、2025年7月9日から11日、東京ビッグサイトにて、その後12月3日から5日、幕張メッセでも開催されます。冷凍食品とおつまみが専用に設けられたゾーンで、今後の食品市場に与える影響が期待されています。
お酒やおつまみの新しい楽しみ方が広がる中、出展企業も募集中です。この機会に最新のトレンドを掴んでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
RX Japan株式会社 JFEX事務局
TEL:03-6739-4133 / E-mail:jfex.jp@rxglobal.com
これからの食の未来が、冷凍食品やおつまみの進化によってどのように変わっていくのか、目が離せません。冷凍食品やおつまみのさらなる進化に是非ご期待ください。