『不滅の絆』誕生
2026-02-10 09:39:10

戦後80年、家族の記憶を紡ぐ書籍『不滅の絆』の誕生

戦後80年、忘れられた記憶を塗り替える書籍『不滅の絆』



戦後から80年が経過し、私たちの身の回りには戦争体験を語る人々が少なくなっています。そんな中、家族に残された記憶を基に書かれた書籍『不滅の絆』が光を当てています。この本は、著者であるNISHIOKAが祖父の記憶を通して、戦争の影響を受けた時代を再考する試みの結晶です。

祖父の沈黙とその影響



著者の祖父、西岡稔氏は、太平洋戦争中に航空母艦「瑞鶴」で通信伝令員として従軍しましたが、戦争経験について多くを語ることはありませんでした。彼の沈黙は、家族内でどのように受け継がれてきたのでしょうか?

著者は1982年に生まれ、戦後37年経った世代として祖父母を通じて戦争の影を感じ、特有の「最後の接触世代」となります。この本は、記憶の一部が家族内に眠っていたことを掘り起こし、文字として残すことを目的としています。これは、日本の近代史において見過ごされがちな瞬間を、違った角度から考察するための重要な手段でもあります。

消えゆく戦争の記憶



この世代が遭遇したのは、直接的な戦争体験もなく、語られない記憶の中で生きる日常でした。戦争に関する会話が存在しなくなる一方、無意識のうちに受け継がれた思いをどう表現するかが、非常に重要な課題となっています。本書は、その課題に対する一つの解答とも言えるでしょう。

本書の意義と公開日



『不滅の絆』は、ただの歴史書とは異なります。著者は歴史を語るのではなく、「確かに生きていた」という感覚を伝えたいという思いからこの書籍をプロデュースしました。その結果、ある種の証言という形式が失われつつある今、家族の中に残された記憶がどのように未来へと引き継がれていくのかを示す貴重な事例となっています。

この書籍は、2026年2月11日の建国記念日に電子版が公開予定で、翌日の12日に書籍版が発売されます。この日は、私たちが歴史に目を向け、先人たちがどれほどの思いで未来を築いてきたかを考える意味深い日になることでしょう。

NISHIOKAの取り組み



著者のNISHIOKAはシンガーソングライターとしても活動しており、戦争体験の継承についての音楽と書籍の両面から発信しています。彼の作品は、戦争に関する「語られなかった記憶」を残すための重要な試みの一環として、多くの人々に触れられるべきものです。

このプロジェクトは、音楽制作レーベルTune Factoryがサポートしており、公式サイトを通じてさらに多くの情報が得られます。これからも、NISHIOKAの活動から目が離せません。今こそ、私たち一人ひとりが過去を知り、未来へとその記憶を守る responsibility を持つ時です。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 不滅の絆 西岡稔 戦争の記憶

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。