横浜・山手で海賊たちが描くアートの冒険、PORT ART PIRATES展
2025年7月16日から27日まで、横浜・山手の岩崎ミュージアムにて『PORT ART PIRATES展』が開催されます。このイベントは、海とアートの結びつきをテーマにしており、地元のアーティストたちがそれぞれの視点で表現した作品が一堂に会する貴重な機会です。入館料は大人300円、小人100円とリーズナブルで、多くの方に足を運んでいただけることでしょう。
輝く個性を持つアーティストたち
この展覧会の主役となるのは、海の魅力をアートで表現する「Port Art Pirates」。彼らは、幼馴染から誕生したアーティスト集団であり、するのは『Port Art Pirates』の名の下に、海とアートを結ぶという大きな夢を抱いています。メンバーはキャプテンの大野 愛(あい)、コマンダーのKIM ISEOL(キム)、航海士の杉本 なみの3名です。
大野愛(キャプテン AI)
大野 愛はシマシマ画の創始者で、横浜で生まれ育った油彩画家です。港の風景や船をモチーフにしたカラフルな作品を展開し、観る人に多様な価値観を感じさせます。彼女のストライプ技法は特に有名で、著作権も取得済み。音楽とのコラボレーションも行い、視覚と聴覚を融合させた作品を披露しています。Instagramでの発信も活発です。
KIM ISEOL(コマンダー KIM)
KIM ISEOLは、韓国生まれのフォトグラファーで、日本の自然や旅をテーマにした独自の写真を展開しています。彼女の作品は絵画のようなビジュアル表現が特徴で、写真以外にも絵画や木工、革細工など、多様なアート形式での活動をしています。最近では、画家大野愛との共作として、写真と油彩のハイブリッド展示も行っています。
杉本なみ(航海士 なみ)
異色の経歴を持つ杉本なみは、人気漫画『ONE PIECE』の影響で本物の帆船航海士になったと言います。彼女は大海原での航海体験を作品に反映し、特にロープを利用したワークショップなど、参加型のイベントを通じて観客との距離を縮めています。
特別イベントデー
7月20日には、特別なワークショップとコンサートが予定されています。航海士なみによるロープワークワークショップは、参加者がミニロープマットを製作できる貴重な体験となるでしょう。人数限定のため、早めの予約が必要です。また、MARIERIKAによるサマーコンサートも開催され、海の香りを感じながら音楽に浸ることができます。
作品の魅力
この展示会では、海賊の秘密の入江のような幻想的な空間を楽しむことができ、アート作品だけでなく、会場そのものも楽しんでほしいとの思いが込められています。訪れた皆さんが、お宝を見つけるような楽しさを味わえること間違いなしです。
ぜひ、横浜・山手のアートの大航海に出かけて、アーティストたちの情熱が詰まった作品に触れてみてください。アートの世界を海賊たちと共に冒険する、忘れられないひとときを体感できることでしょう。