伝統工芸と猫の未来をつなぐチャリティイベント開催のお知らせ
2023年4月29日から5月5日まで、佐賀県有田町で「伝統工芸が、猫を守る ピースニャンコ・チャリティイベント」が開催されます。このイベントは、全国で保護犬支援を行う「ピースワンコ・ジャパン」の姉妹プロジェクトである「ピースニャンコ」によるもので、猫の殺処分を減らし、不幸な猫たちが新しい家族と出会えるように医療支援や譲渡促進に取り組んでいます。
この度、有田陶器市で初の試みとして行われるこのチャリティイベントは、佐賀県の伝統工芸を支援する「ピースクラフツSAGA」と共同で実施されます。猫たちを守るための文化的な取り組みが、どのように進化していくのか期待が高まる内容となっています。
イベントの内容について
イベント会場では、武雄焼や有田焼の多様な工房とコラボレーションした猫モチーフのチャリティグッズが販売されます。また、東京と佐賀の両事務所の活動紹介や募金受付も実施。収益は、佐賀県獣医師会の協力を得て、保護猫活動を支えるための費用として活用される予定です。
このイベントは、佐賀の伝統工芸とピースニャンコのコラボレーションを通じて、猫とその支援活動の新しい可能性を示すものです。猫好きや工芸好きの方々には、楽しんでいただける内容が盛りだくさんです。
参加工房のご紹介
玉峰陶園(玉峰窯)
玉峰陶園では、独自の釉薬「銀河紬」を使用した美しい作品を製造しています。この釉薬には、陶芸家故中尾哲彰氏の研究と哲学が込められ、まるで「天体に輝く銀河」のような美しさがあります。また、工房の「猫監督」として黒猫のネルソン君が登場し、訪れる人々に愛らしい瞬間を提供します。
喜鶴製陶(有田焼)
陶芸家・山口祥治さんの手がける喜鶴製陶では、エキゾティックな西洋の雰囲気漂う陶器が魅力です。動物全般を愛する山口さんは、猫をモチーフにした多様な作品を展開しており、そのユニークな表現は猫フィギュアにも見られます。「ワルかわいい」と評されるその姿に、猫好きたちも魅了されることでしょう。
有田陶器市について
今回のチャリティイベントが開催される有田陶器市は、121回目を迎える日本最古の陶器市です。毎年、全国から約120万人が訪れ、賑やかさを楽しむこのイベントは、磁器製品の豊富さと独特の活気に満ちています。4月29日から5月5日までの期間中、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「伝統工芸が、猫を守る ピースニャンコ・チャリティイベント」は、猫を守るだけでなく、伝統工芸の魅力を広める素晴らしい機会です。興味のある方は、ぜひ参加を検討してください。