食卓を色鮮やかにする『気分で選ぶ副菜365』
2025年3月6日、Gakkenから新たに発売された『気分で選ぶ副菜365』。この本は、毎日の食事に役立つ365の副菜レシピを厳選して収めた一冊です。特に日常的に使いやすい野菜を中心に展開されており、毎日の食卓を華やかにするための頼もしいパートナーとなってくれるでしょう。
365品の魅力
本書では、手軽に作れる副菜を中心に数多くのレシピが紹介されており、それぞれのレシピは短時間で準備が可能。例えば、ある野菜を使ったシンプルなサラダや、普段とは異なるアレンジを加えたお浸しなど、調理にかかる時間や手間が少ないのが魅力です。
「今日はもう一品欲しいな」と思ったときや、「メインが一品だけでは物足りない」と感じたときに、この本があると非常に助かります。また、残った野菜を使う方法や、副菜のバリエーションを増やしたい方にも最適です。タートルチーズやスモークサーモンなどのアレンジも加えれば、リッチなおもてなしにも対応できます。
気分に合わせた選び方
『気分で選ぶ副菜365』の特徴は、読者がその時の気分に合わせてレシピを探せる工夫がなされている点です。例えば、時折「今日はレンジで簡単に作りたい」と思ったり、食材が余って困ったりすることもありますよね。そんな時は、調理方法や食材別にインデックスが用意されているので、自分の希望する条件に合ったレシピを簡単に見つけることができます。
賢い買い物をサポート
本書は、各食材の「旬の時期」や「保存方法」などを詳しく説明しており、日々の買い物に役立つ情報もたっぷり。例えば、どの季節にどの野菜が新鮮かを視覚的に理解できるため、効率的な買い物が可能となります。また、「ビタミンを摂りたい」といった栄養面からレシピを選ぶこともできるため、健康を意識した食事作りにも力を入れた内容になっています。
レシピの組み立て
レシピは、電子レンジやトースター、鍋などさまざまな調理器具に対応しており、特に忙しい日常生活の中で簡単にアレンジを楽しむことができる工夫が施されています。さらに、1人分当たりのカロリーや塩分も表示されているため、ダイエットや健康管理が気になる方にも嬉しい配慮がされています。
素材と栄養の広がり
本書では、44種類の食材が紹介されており、野菜だけでなく豆腐や厚揚げ、豆類などを使用した副菜も豊富に掲載されています。アスパラガス、かぼちゃ、さつまいもなど、幅広い野菜のレシピを楽しむことができます。これにより、食事の栄養バランスを考えたメニュー作りが容易になります。
著者のプロフィール
本書の著者、阪下千恵先生は、料理研究家であり栄養士としても活動されています。大手外食企業や食品宅配業界での経験を持つ阪下先生は、現在、書籍やメディアで幅広く活躍中。YouTubeチャンネルでもそのアイデアやレシピが紹介されています。
おわりに
『気分で選ぶ副菜365』は、ただのレシピ本にとどまらず、毎日の食卓を彩り、料理の楽しみを提供してくれる一冊です。ぜひこれを手にとって、あなたの食卓をより豊かにするアイデアを探してみてください。