山形県の特産「双子さくらんぼ」を全国へ
フルーツ愛好家の皆さん、注目してください!山形県産の特産物、さくらんぼの中でも特にユニークな存在である「双子さくらんぼ」が、全国の消費者に届けられることになりました。株式会社食文化では、2025年5月にこの双子果を運営する「豊洲市場ドットコム」や「うまいもんドットコム」で販売を開始します。双子果は実が二つくっついて成長したもので、通常は規格外品として扱われ、正規品のさくらんぼよりも出荷されることが少ないため、生産者の収入が減ってしまうという問題も抱えています。
双子果とは?
双子果はさくらんぼが二つ一緒に育つ現象で、通常は収穫時には摘果作業で除かれる運命にありました。しかし、最近の収穫量の減少と双子果の増加により、昨年からこの双子果を「双子さくらんぼ」として販売することが決定されました。インターネット通販という特性を生かして、消費者がその魅力を理解しやすいように、丁寧に説明と紹介が行われるため、手に取ってもらうチャンスが増えます。
美味しさと栄養価
気になるのはその見た目と味わい。双子さくらんぼは、確かに二つの実がくっついているため、種が二つあり可食部が少ないものの、その味はとても美味しいと評判です。特に、色合いが明るいものはさっぱりとした味わいを持っているため、ジャムやコンポートにぴったりです。甘さと酸味のバランスが絶妙で、そのまま食べても非常に楽しめます。
2024年夏の影響と収穫情報
2024年の猛暑が「双子果」を増やす一因となったことが分かっています。山形県では、異常気象の影響で、花芽の成育が進み、めしべが二本になるという現象が多く見られました。この事が、双子果の増加をもたらし、結果として通常の正規品のさくらんぼの収穫量が減少しました。
東根地区では、露地栽培のさくらんぼの収穫は6月5日頃に始まり、今現在も摘果作業が進められています。「双子さくらんぼ」の収穫は、同日の6月5日から行われ、順次出荷される予定です。初めは佐藤錦が先に出荷され、その後は紅秀峰が続きます。
購入方法と注意点
産地直送の「双子さくらんぼ」は、無選別のバラ詰めで約1kgのパッケージが用意されています。規格外品であるため、見た目にスレやキズがあるものも含まれますが、それを了解の上で楽しんでいただければと思います。詳細は公式サイトをぜひチェックしてみてください。
こちらから購入できます!
株式会社食文化のご紹介
株式会社食文化は2001年から、インターネットが苦手な生産者を支援するためのネット販売システムの構築を開始し、2004年には東京中央卸売市場と提携して市場直結のECサイトを運営しています。消費者に新しい形のフルーツ体験を提供しながら、生産者の収入向上にも貢献している企業です。
美味しい双子さくらんぼを通じて、フルーツの新しい楽しみ方を広げてみませんか?